泥棒の好きな家、嫌いな家
泥棒は、光や音を嫌います。
入りやすく逃げやすい家は格好の標的です。
被害に遭うのを避けるためには、泥棒の心理を知っておかなくてはなりません。泥棒が恐れるのは、もちろん「捕まること」。侵入に時間がかかる家や、周囲の注意をひきやすい家は、泥棒にとってリスクが高いので敬遠する傾向があります。
■狙われやすい家(一戸建て)

植栽が生い茂り、見通しが悪い
背の高い植栽が生い茂っていると、泥棒の隠れ場所になります。植える位置、量、高さに配慮しましょう。
敷地を囲む塀やフェンスが高い
乗り越えにくいように高くすると、死角が多くなります。低めの塀や格子状のフェンスなど、見通しのよいものを泥棒は嫌がります。
ベランダの囲いの見通しが悪い
人の目線は上に向きにくいので、見通しの悪い囲いは、内側でしゃがめば外から気づかれにくくなり、泥棒の隠れ場所になります。ベランダの囲いは、格子状のものにしましょう。
隣家との間や、家の裏側が死角になっている
死角になりがちな、家の側面や裏側には、センサーライトや監視カメラを設置してアピールしましょう。歩くと大きな音がする「防犯砂利」も効果的です。
門灯が使われていない
日中は死角にならない場所でも、夜間は暗がりが見えにくい場所をつくります。門灯を常夜灯として使いましょう。
■狙われやすい家(マンション)