女性宅の防犯を知る
泥棒は留守中に入るとは限りません。「居空き」「忍び込み」などの侵入手口もあります。万一侵入した泥棒と家の中で鉢合わせてしまうと、特に体力的に弱い立場にある女性の場合は抵抗することが難しく、身に危険が及ぶ可能性も高くなります。
女性の部屋を狙ってくる泥棒がいます。まずは女性がそこに住んでいることを知らせないようにして、よくある居空き、忍び込みなどの侵入手段に合った防犯対策を行いましょう。
■女性だけで住んでいることをアピールしない

女性の防犯対策として窓などに
女性らしいグッズをおかない工夫も必要
●女性らしい可愛いレースのカーテンやぬいぐるみなどを窓周りにおかないようにしましょう。
●洗濯物は部屋の中に干すようにします。天気の良い日にベランダなどに干す場合も、男性の衣類を一緒に干し、同居人がいるかのようにアピールすると良いでしょう。
●宅配便など突然の訪問者があった場合も、不用意にドアを開けないようにしましょう。
荷物が届いたときでも、「今出られないので扉のところに置いておいてください」といえば大丈夫。伝票の受け渡しはドアチェーンをかけたまま、扉を少し開けるだけでできます。その際、玄関や部屋の中も覗かれないように注意しましょう。
■窓ガラスはカギかけ徹底と防犯グッズの活用を
●出かける時や就寝時には、すべての窓に鍵をかけましょう。
●一般的な三日月形のクレセント錠は、本来、室内の機密性を高めることを主目的としたもの。防犯性能はないと思ってください。手軽に購入できて、取り付けも簡単な補助錠をつけましょう。
補助錠はサッシの上側につけるのがおすすめ。万が一、泥棒が開けようとしても、補助錠が上部に付いていると立ち上がらざるを得ないため、周囲の目が気になって不都合だからです。
●ガラスが割られにくいように窓には防犯フィルムを貼ります。
■玄関ドアから侵入されないために
●自分の家の玄関鍵の種類を調べましょう。シリンダー錠にも種類があり、ピッキングに対する性能が違います。防犯性能が高い「ディンプルシリンダー錠」ではない場合、大家さんに頼んで交換してもらうよう交渉してみましょう。

サムターン防止カバー
●サムターン回し対策として、「サムターン防止カバー」を取り付けましょう。
●部屋の中を覗かれないように、ドアスコープの居室側に厚紙やガムテープなどで目隠しをしましょう。簡単に取り付けられるドアスコープカバーも市販されているので、それを利用するのも効果的です。
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