防災・防火 2011年11月21日

第71回 便利で役立つ“防災グッズ“を探そう!

こんにちは。関東地方では、東日本大震災以降、放射線量の測定を行政に任せておくのは不安だと、自分たちで測る人が増えているようです。そのせいか、ホットスポットと呼ばれる放射線量の多いところが、震災の影響以外でも、発見される結果に。
危険を察知し、対策をとることで身の安全を図れるのはいいことですが、正しい知識や情報を自分が持っていないといけないな、と感じています。
ただ、一人ひとりの安全への意識が高まるのはいいことですよね。改めて、防犯・防災の意識をもっと高めていこうと思う、今日この頃です。

2011.11.21更新

東日本大震災以降、余震も多く、地震への備えが大切だと、改めて防災グッズをチェックした方も多いと思います。最低限、これは必要だろうと思われるものをまとめて、持ち出しやすい場所に置いてありますか?でも、防災グッズ一つ一つの使い勝手の良さなどまで、なかなか気が回らないのが現状だと思います。でも、防災グッズって、思った以上に種類が豊富で、いざというときに使いやすい工夫がされたものもあるのです。そこで、今回は、"こだわりグッズ"をいくつかご紹介します。

便利で安心、こだわりの防災グッズ

1.「ピオマ ここだよライト」価格3,800円(税別)
 地震は、いつ起こるかわかりません。夜に起こると、暗闇がさらに不安をあおります。そんなとき、「ピオマ ここだよライト」が便利。
 震度4〜5程度の揺れを感知すると明かりがつく、コンセントに設置するタイプのフットライトです。暗闇の中で、懐中電灯を探したり、避難通路を探したりする不安を軽減してくれます。さらに、停電時でも点灯するので、ほかの明かりを探すまでの助けになります。廊下や寝室に備えておくと便利ですね。

ピオマ ここだよライト

2.「LEDワイヤー充電式トーチライト」価格3,500円(税別)
 一見、普通の懐中電灯ですが、これはコードを引いて充電するタイプの懐中電灯です。よく見かける手回し充電の懐中電灯に比べて力がいらないので、女性や高齢者にオススメです。
 非常時には、乾電池が不足することが多いので、電源や乾電池に頼らない懐中電灯があると安心です。手動で充電するものは、実際に自分自身で試し、使い勝手を確認してから購入する方がいいでしょう。

懐中電灯

3.「タタメット」価格5,000円(税別)
 ユニークな名前の通り、折りたためるヘルメットです。
 ヘルメットは、落下物から大切な頭を守る重要な防災アイテムですが、かさばるので常備しておくのが大変です。この「タタメット」なら、家族分を準備しても、コンパクトにまとめられるので、収納スペースに困りません。オフィスのデスクや、車の中にも、邪魔にならず常備できますね。
 貫通テスト、衝撃テストを行い、厚生労働省の保護帽規格に合格しているので、強度もばっちり。グッドデザイン賞も受賞した、頭を守る強い味方です。

タタメット
タタメット

4.「スケットイレS-7N」価格2,600円(税別)
 断水して困るのが、トイレです。
 断水が数日続くと、健康面での影響も心配されるため、トイレ対策は考えておきたいものです。
 そこで、既存の便器に袋を取り付けるだけで、簡単に使用できるのが、この「スケットイレ」です。薬剤を振り掛けて固めるだけで、強力脱臭、除菌能力を発揮します。使用後はそのまま焼却できるので、処理も簡単。非常時には屋外に仮設トイレが設置されることもありますが、既設のトイレを使用できるこのスケットイレのほうが、女性にとっては抵抗感なく使えるかも。こちらの商品も「セコム・スーパーレスキュー(スタンダード)」、「セコム・スーパーレスキュー(プラス)」に、含まれています。

スケットイレS-7N

 防災グッズは、「一度準備したから安心」、ではありません。毎年、定期的に点検することをオススメします。非常食の期限を確認したり、もっと役立つグッズがないか調べてみたり・・・。少しずつレベルアップしてみるのもいいかもしれません。点検するたびに、防災への意識が高まれば、なおいいですよね。

SNSシェア
関連するカテゴリーを見る
防災グッズ