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第336回 SNS詐欺の種類と手口を知る

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SNSを利用している女性は多いと思います。
便利で楽しいSNSですが、このところSNSを通じた詐欺が増えているのをご存じでしょうか。
今回は、SNSをよく利用している女性なら心得ておきたい、SNS詐欺の種類や手口を紹介します。
安全にSNSと付きあうヒントにしてください。

女性が知っておくべきSNSを使った詐欺の種類と手口

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SNSは、気軽に人とつながりを持てる便利なツールですが、その便利さが詐欺などに悪用されている実態があります。
最近は巧妙な手口も増え、知らないうちに被害にあったり、知人が拡散した情報がきっかけで被害に巻き込まれたりするケースも。
SNS詐欺の手口について確認しておきましょう。

(1)なりすまし詐欺
SNS上で勝手に実在の人物になりすまし、不正行為をはたらく詐欺行為。 本人のプロフィール画像やニックネーム、他のSNSへの投稿画像などを勝手に使用して、偽アカウントを作成。友人・知人宛てにダイレクトメッセージで金銭を要求するなど、悪質な犯行があとを絶ちません。
自分のアカウントに写真やコメントを投稿するときは、悪用される可能性も考えましょう。
特定の個人が識別できる画像や情報の取り扱いには注意が必要です。
また、知り合いの名前や顔写真のアカウントから連絡が来たときも、本当に本人なのか、友達承認しても大丈夫なのかなど、しっかりと確認しましょう。

(2)フィッシング詐欺
利用者をショッピングサイトなどに酷似したウェブサイトに誘導し、名前やメールアドレス、電話番号などのほか、正規サイトのログインパスワードなど、大事な個人情報をだまし取ります。
SNS上の広告にもフィッシング詐欺が潜んでいることがあることを覚えておき、安易にサイトを開かないことが肝心。
よく使うサイトであれば、ブラウザのブックマークを利用するなどして安全な環境で閲覧するようにしましょう。

(3)チケット詐欺
SNS上の個人取引で、イベントやアーティストのライブチケットなどを扱う詐欺。
チケットが届かず情報と金銭だけだまし取られる被害が頻繁に発生しています。
SNS上だけのつながりでは、相手が信頼に足る人物かどうかはわかりません。
何より、チケットの不正転売や譲り受けは、法律で禁止されています。
大人の女性のマナーとして、不正行為を自制する意識も必要です。

(4)出会い系詐欺
魅力的な人物になりすましてSNS上で交流を図り、相手を信頼させてだます詐欺。
金銭を搾取されたり、教えた個人情報を悪用されたりする被害が多数報告されています。
SNSのダイレクトメッセージ機能などで個人的なやり取りを重ねていると、相手をよくわかった気になってしまいがちですが、それも手口のひとつ。
実際の相手を知らないSNSでの交流にはリスクも伴います。
SNS上の出会いには、相手をだます意図で近づいてくるケースもあること、プロフィールや画像はいくらでもウソをつけることなど、忘れないようにしたいですね。

(5)副業詐欺、投資詐欺
SNS上の記事や広告で、ウソの情報を伝えて利用者をだます詐欺。
「〇分で〇万円もうかります!」「副業で簡単に収入を得た成功事例を紹介」など、見た人の気を引く文言で誘導するケースも見受けられます。
コメントやダイレクトメッセージで連絡を取ると、別のSNSアカウントで連絡を取りあうことを求められます。個人の女性や主婦などを装ったアカウントも多いので、詐欺だと気がつきにくいことが多いようです。
在宅時間が多い今、スキマ時間に簡単に収入を得られるのは魅力的ですが、安易に手を出すべきではありません。副業や投資に誘って金銭や個人情報を搾取したり、詐欺に加担されられたりするケースもあるので、引っかからないよう注意しましょう。

▼ SNS詐欺の被害にあわないために気をつけたいこと

SNSで横行している詐欺は、新たな手口が頻繁に生まれます。
SNS運営会社でも対策が追いつかない状況ですので、利用者自身が高い意識で注意しなければなりません。

【SNS詐欺にあわないための対策】
・安易に友達申請・承認をしない!

友達承認機能があるSNSを利用している方は、相手が本当に自分の知る友人・知人、本人かを確認してからやりとりをするようにしましょう。

・SNSへの投稿内容に注意!
コメントや画像はSNSに投稿する前に、自分や友達の個人情報が含まれていないかよく確認しましょう。

・自分の情報が悪用されていたら即対応
個人を特定できる情報がSNS上で悪用されているのに気がついたら、画面を印刷、もしくはスクリーンショットなどで保存をしておきましょう。日時や経緯も記録しておくと、報告などの際に対応がスムーズになります。

・早めにSNS 運用会社や管理者に通報
実際の被害はもちろん、SNSで不審に思うことがあれば、早めに運営会社などに連絡を。
一刻でも早く対処してもらうことが被害の拡大を防ぎます。

SNS詐欺で万が一、クレジットカード情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社に連絡してカード利用を止めてもらう必要があります。 また、入金後に詐欺であることに気づいたら、警察に被害届を出してください。 SNS詐欺は、情報拡散などで被害が長引くことも考えられます。泣き寝入りせず、きちんと対応することが大切です。

【関連情報】
都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口一覧

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「自分はだまされない」と思っていても、知らないうちに巻き込まれてしまうことがあるのがSNS詐欺の怖いところ。SNSという自分だけの楽しみのための空間に、いつのまにか紛れ込んでいるものだといえます。
「怪しいかも」とちょっとでも感じたら、近づかない。
防犯女子にはそれくらいの警戒心が必要です。

SNS詐欺の手口はどんどん変化していますので、個人情報を求められたときは、一度立ち止まってよく確認してみてくださいね。知らない人を信用しすぎず、賢く安全にSNSを楽しみましょう!

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