防犯 2019年01月09日

第272回 新生活をスタートする前に!女性が知っておくべき住まい選びの安全ポイント

2019年がスタートしました。今年の目標は決まりましたか?
今週から仕事や学校がはじまった方も多いと思いますが、お正月の行事はまだ残っています。11日は「鏡開き」です。
鏡餅にはお正月の神様が宿っているため、包丁などの刃物を使わず、木づちや手で割るのが正式なのだとか。お正月を迎えられたことに感謝して、おいしくいただくことでご利益をいただけるそうですよ。
忙しい毎日を過ごしていると心の余裕をなくしがち。
季節の行事を暮らしに取り入れて、一日一日を大切に過ごしたい...これが私の今年の目標です。

2019.1.9更新

春からの新生活に向けて、一人暮らしの準備を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新天地での暮らしは誰でも不安なものです。女性の一人暮らしならなおのこと。
新生活の基盤となる「住まい」の安全をしっかり確認しておくことが大切です。
外観や内装、間取りだけではなく、周辺環境やセキュリティなどの防犯面もチェックしましょう。新居探しのとき、どのようなところを見れば良いのか、大事なポイントをご紹介します。

住まいの周辺環境の安全ポイントをチェック!

新居探しでよく見ておきたいのが、物件周辺の環境です。
昼間は安全に見えても、夜間の人通りが少なく真っ暗で、女性の犯罪被害リスクが高まる立地もあります。
最寄り駅からの帰宅ルートは、昼と夜の違いを確かめておいたほうが安心です。不審者のつきまといなど、"もしも"の事態もイメージして、より安全性の高い環境にある物件を選びましょう。

<住まい選びの安全ポイント>

・最寄り駅から物件までの道のりは、夜間でも明るく人通りがある
・帰宅ルートにいざというときに逃げ込める交番やコンビニがある
・最寄り駅から物件までの帰宅ルートが複数ある
・物件周辺の治安が安定している

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部屋だけじゃない!屋外の安全ポイントをチェック!

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物件の新しさや外観のデザインなどに目が行きがちですが、それだけでは安全かどうかは判断できません。
建物周辺をよく見て、侵入経路や死角になる場所はないか、確認してみましょう。また、共用部がきちんと整理されて、掃除が行き届いている物件は、管理人や住人の目が行き届いている証拠ですので、そうしたところもチェックしましょう。

<住まい選びの安全ポイント>

・建物の周囲に足場になるものがなく、外部からの侵入経路がない
・ベランダや窓が死角になっておらず、通りから見通せる
・敷地内や共用部は住人以外簡単に出入りできない
・ゴミ置き場やメールボックスなど、共用部の掃除や整頓が行き届いている
・敷地内に外灯があり、夜間も明るい
・駐輪場や駐車場に照明があり、夜間も明るい
・宅配ボックスがある
・エントランスに防犯カメラがある

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部屋のセキュリティレベルは?室内の安全ポイントをチェック

オートロックの物件なら安心...と思ってしまいがちですが、侵入経路は玄関だけではありません。また、「共連れ」と言って、住人がエントランスを通ったあとに続いて侵入する手口もあります。
窓やベランダの安全がどの程度考えられているか、女性の一人暮らしでは、重要なポイントです。また、玄関の鍵にもいろいろなタイプのものがあります。防犯性能の高い鍵を設置している物件を選ぶことをおすすめします。

<住まい選びの安全ポイント>

・玄関ドア、窓は1ドア2ロック(1つのドアに2つの鍵をつけること)になっている
・モニター付きインターホンで訪問者の顔が確認できる
・玄関ドアの鍵は防犯性能の高いものを使っている
・緊急通報サービスなどセキュリティシステムが備えられている

【防犯女子必見!さらに詳しくポイントをチェック】
玄関まわりの防犯対策
窓やベランダの防犯対策
自宅の鍵について考え、しっかり対策を!

全てのポイントを満たす物件に出会うのは難しいかもしれませんが、少しでも安心できる物件を見つけるための条件として参考にしてください。最近はセキュリティ面を強化した女性向けの物件も増えてきていますので、検討しても良いと思います。
お部屋がどんなに素敵でも、「ここは危ないかもしれない」と気になる点があるなら、避けたほうが賢明です。安全ポイントを踏まえて住まい探しをすれば、きっと新天地での生活が安全で楽しいものになるはずです。

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