防犯 2018年03月14日

第252回 防犯カン違い Part9~新居探し~

こんにちは。今日は、ホワイトデーですね。バレンタインデーのお返しをする日としてスタートしたホワイトデーですが、最近ではチョコレートなどのお菓子と女性に嬉しい小物がセットになったタイプのものも店頭にならんでいるので、年度末で転勤する同僚や転校するお友だちのプチギフトとしても便利ですよ。春は新たな門出の季節として、気持ちを引き締めて過ごしたいですね。

2018.3.14更新

入学や転勤などで新居選びの真っ最中という人もいらっしゃいますよね。そこで、今回は、"防犯カン違いシリーズ"の新居探し編です。あなたは家選びについてカン違いしていないか確認しましょう。

家選びでよくある3つのカン違い

■カードキーやリモコンキーなら安心!?

「鍵穴がないカードやリモコンキーのタイプなら、使いやすく、複製されにくいので安心」と思っていませんか。実は、カン違いです。便利で、一見、防犯性能が高いように思われがちですが、どのタイプの鍵でも過信は禁物です。
また、テンキータイプの鍵は、同じ番号のところばかり使うと、特定の番号だけ色が変わるなどし、番号を推測されやすくなります。番号は定期的に変更することをおススメします。
どんな鍵でも、持ち歩くときはカバンの奥にしまい、取り扱いには十分気を配りましょう。

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■窓やベランダが外から見えにくい場所にあるから安心!?

「外から部屋の中をのぞかれないように、ベランダや窓は人目につかない位置にあると安心」というのも、カン違いです。不審者は、"人の目"につくことを嫌います。そのため、人目につかない位置に、侵入できる窓やベランダがあると、ターゲットになりやすくなります。建物に死角がないか、ベランダなどに侵入する足場がないか、建物の外から確認することが大切です。

■最寄り駅に近いからすぐに帰ることができて安心!?

「最寄り駅からすぐだから安心」というのも、カン違いです。どれだけ近くても、帰り時間が遅くなるときのために、夜でも明るく人通りがある道を通って帰宅することが大切です。さらに、万一のときに助けを求められる交番や24時間営業の店舗が通り道にあると安心。契約前に夜の時間帯の雰囲気も確認しましょう。難しい場合は、不動産会社の人に聞いてみるのもいいですね。また、帰宅ルートが二つ以上あると、行動を読まれにくくなりおススメです。

家の間取りはもちろん、周辺の環境にも気を配りたい新居選び。
新生活を安心してスタートできるよう、防犯の視点も忘れずに選びたいですね。最新設備が備わった住まいでも、入居してからも防犯意識を持ち続ける「防犯女子」として楽しい新生活を送りましょう。

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