春は、引っ越しや初めての一人暮らしなど、新生活をスタートさせる方が多い時期ですね。防犯対策も一緒にはじめ、楽しく安全な毎日にしましょう。
新生活スタートと一緒に防犯を習慣に
新しい環境での生活は、お気に入りのインテリアや家具などを揃えたり、楽しくてつい浮かれてしまいがちですが、新生活の準備と同じように防犯対策もこのタイミングでしっかり行うことが大切です。何事もスタートが肝心!日ごろ気をつけたい防犯ポイントを確認し、習慣づけましょう。
いくつ実践できている!?習慣にしたい防犯10か条をチェック!
ちょっとのゴミ出しでも必ず鍵をかける | ||
ドアや窓は外出時だけでなく在宅時も鍵をかける | ||
外出前に防犯ブザーの動作を確認して、カバンの外側につけて出発 | ||
玄関で、外出時は「いってきます」、帰宅時は「ただいま」と声に出す | ||
行き帰りは人気のある明るい道を選び、カバンは建物側に持つ | ||
歩くときは背筋を伸ばしてスタスタと歩き、時々後ろを振り返る | ||
注意散漫になる"歩きスマホ"はしない | ||
定期券は印字面が見えないようにケースに入れてカバンの奥へ | ||
カバンの口はしっかり閉める | ||
スマートフォンの画面は覗き見防止対策をし、パスワードでロック |

自宅は、「マンションの2階だしオートロックがあるから安心」と過信するのはキケン。不審者は、2階以上でも室外機などの足場となる場所をつたって侵入してくることもあります。また、オートロックであっても、「共連れ」といって、住人を装って、ほかの住人と一緒にマンションの共用部分に侵入する可能性もあるため、窓やドアの鍵は必ず施錠しましょう。
さらに住宅への侵入は不在時を狙う「空き巣」だけではありません。在宅時や就寝時に侵入する「居空き」や「忍び込み」という手口は、2015年の警察庁のデータによると、全体の約3割も占めています。犯人と鉢合わせしてしまうと、女性は性犯罪の被害に遭う可能性だけでなく命も狙われるキケンも。窓やドアを常に施錠することに加え、プラスで「補助錠」を設置するなど、ダブルロックを習慣づけるようにしましょう。
また、「女性の一人暮らし」が悟られて不審者からターゲットにされないために、一人暮らしの人は、「いってきます」や「ただいま」と声に出して言うことで、複数で暮らしているように装うのも効果的ですよ。外出時は、定期券やスマホから個人情報が流出しないように気を配り、周囲の安全を確認できるスキのない女性を演出しましょう。
みなさんは、いくつ実践できていましたか。補助錠の設置や防犯ブザーの準備がこれからという人は、早めに用意することをオススメします。そして、習慣化することが重要。どれも簡単に始められるものばかりなので、まだできていない対策がある方は、今日からはじめて毎日の習慣にし、「防犯女子」として、「安全・安心」な新生活をスタートさせましょう。