防犯 2015年07月08日

第184回 「防犯女子」的海外旅行の防犯対策

こんにちは。7月に入ると、まだ梅雨が明けていない地域もありますが、夏本番という気がしてきます。今日7月8日は、「なは(那覇)の日」なんだそうです。数字の語呂合わせが由来ですが、「みんなで那覇のまちを愛し、未来の那覇のためにできることをやろう!」と那覇を愛する人々による手作りのまちおこしを考える日として設定され、全国で、行政と企業が「なはの日」観光PRを行っているそうです。先日、早い夏休みで那覇を満喫してきた私ですが、少し惜しい気持ちに。調べたら、全国各地にいろんな記念日がありそうですね。旅先と一緒に記念日も調べると楽しいかもしれませんね。

2015.7.8更新

夏休みは、海外でのんびりバカンスを楽しもうと考えている人も多いと思います。しかし楽しい旅も、途中で盗難などの被害に遭ってしまっては台無しです。後で楽しかったと思えるようしっかり防犯対策を行って、出発しましょう。

防犯女子的海外旅行前の準備とは

海外で日本人が巻き込まれる事件の中で一番多いのが窃盗被害です。現地では常に警戒心をもって行動するのはもちろん、渡航前から対策を行うことも重要です。
今回は、簡単にできる海外旅行に関する「防犯対策5カ条」をご紹介します。

【海外旅行前に行う準備】
1.渡航先の情報を知る
事前に渡航先の情報を知っておくことはとても大切です。洋服準備のために気温などを事前に調べる方は多いと思いますが、その時に治安情報も一緒にチェックしましょう。外務省の「海外安全ホームページ」で確認できますよ。

2.緊急時に役立つ情報をメモしておく
大使館や領事館、警察、救急、現地の旅行代理店の連絡先や行き方も知っておくと、いざという時に安心です。パスポートをなくしたときの再発行手続きについても、調べておくとより安心ですね。その際には助けを求める言葉も、メモして準備しておくと良いでしょう。さらに、旅行の詳しい予定や飛行機の便名、連絡先など、日本にいる家族に旅行計画・宿泊先をコピーで残しておくと、万が一の場合、家族が居場所を把握できるので、忘れずに連絡してくださいね。

【渡航先では特に気を付けたい対策】
渡航先でも気を抜かずに
現地に着いたら、楽しいことがいっぱい待っていますが、日本以上に、気を抜かずに行動するよう心がけてください。必要以上の多額な現金、高価な品物は持ち歩かず、必要な場合はトラベラーズチェックや海外で使用できるプリペードカードなどを有効活用しましょう。

3.防犯女子のバッグを実行
旅行中はなにかと荷物が増えてしまいますが、スリやひったくりに遭わないように、口がしっかり閉まるバッグを使い、車道と反対側に抱えるように持ちましょう。「防犯女子」のバッグをご紹介したコラムも参考にしてくださいね。

4.貴重品から常に目を離さない
電車などで疲れて居眠りをしたり、バックを置いて席を離れたりしないでくださいね。常に貴重品は身に着け、バックは常に手をかけるか、足の間に置いて目を離さないようにしましょう。

5.人気のない路地やお店には近づかない
詐欺や押し売りには、はっきり断る勇気も必要です。また、細い道、人気のない路地やお店には近づかず、夜遅くまで出歩くのもやめましょう。

防犯対策として行うことは日本国内と一緒ですが、渡航先の犯罪状況などをふまえ、その地域に合った対策がさらに必要になります。海外旅行は、慣れない土地であることに加えてパスポートなどの貴重品も増えるため、管理が大変かもしれませんが、「防犯女子」として、楽しい旅行だったと思い出を残せるように対策ばっちりで楽しみたいですね。

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