防災・防火 2013年08月28日

第137回 間もなく「防災週間」!改めて防災について考えよう

こんにちは。8月が終わりに近づくと、夏休みを終えて、いい色に日焼けしている人を多く見かけます。南の島に出かけたり、アウトドアで楽しんだりしたのだろうなと、勝手に想像してしまいました。そんな楽しい遊びのアウトドアグッズが、防災に役立つというお話を聞きました。キャンプ道具って、確かに自炊ができたり、眠ることができたりと、いざという時に役立ちますよね。しかも、キャンプで実践していると、災害時に焦らず使えて、便利だとか。日常の娯楽の中から防災訓練。アウトドアの趣味を持つことも、防災対策に役立つのですね。

2013.8.28更新

9月1日(日)は「防災の日」。そして、8月30日(金)から9月5日(木)までは「防災週間」です。会社や学校でも防災訓練を行うところもあるようです。改めて防災について考え、防災意識の高い「防災女子」を目指しましょう。

「防災週間」をきっかけに防災意識を高めましょう

「防災週間」には、政府や自治体、防災関連の機関などが、人々の防災に対する意識を高めるためさまざまな活動を行います。これをきっかけに防災について知識を深めたり、備えを見直したりし、防災意識を高めたいものです。

・防災関連のイベントに参加する

「防災週間」の期間には、各自治体や消防署で防災訓練や防災に関するイベントが開催されます。防災知識を深める良い機会なので、ぜひ参加してみましょう。イベントの情報は自治体などのホームページで入手することができます。

・職場の避難訓練に参加する

 学校や職場で避難訓練が行われる場合は、いざという時に適切な行動ができるよう積極的に参加しましょう。歩きやすい靴や非常食など、防災グッズを備えるきっかけにするのも良いですね。またすでに準備済みの方は、メンテナンスのリマインドになりますよ。

・防災について家族と話し合う

 一人暮らしの人は、普段、離れて暮らしているからこそ、いざというときのためにご家族と非常時の連絡方法を決めておくとよいでしょう。

防災対策のポイントをおさらい!

 東日本大震災後、人々の防災意識は高まったという声もありますが、皆さんの防災対策は万全ですか?災害に備え、いまやるべきこと、備えるべきものはたくさんあります。防災対策のポイントをおさらいしましょう。

1.地震対策

 まずは、自宅に防災グッズを準備しましょう。ポイントは、1人が1〜2日生き延びられるよう飲料水や非常食、その他、必要なものを用意すること。薬や衛生用品など、自分に必要なものをカスタマイズして準備しておくことも大切です。また、家具や家電の転倒防止や、避難経路確保のため、廊下や出入口付近に家具を置かないようにするなどの対策を行いましょう。
 さらに、働く女性としてオフィスにも飲料水や非常食を準備しましょう。被災直後、オフィスに留まることも考え、最低限必要なグッズを職場のロッカーやデスクの中に常備しておくことをおススメします。歩きやすい靴も準備しておきましょう。
 どこで被災しても、まずは自分自身の身の安全を守ることが第一です。普段の荷物の中に災害時にも役立つグッズを入れておくと安心ですね。

2.火災対策

 自然災害だけでなく、事故や不注意で起こる火災にも気をつけましょう。 住宅火災は、毎年1万件以上も発生していますが、放火を除くと火災の原因は、「コンロ」や「タバコ」が多くを占めています。料理中は少しの時間でもコンロから離れない、火気の取り扱いには十分注意するなど、普段の心がけでできる火災対策をしっかり行いましょう。
 また、消火器は設置していますか?火災時は、身の安全を確保するとともに、初期消火が重要です。被害の拡大を防ぐためにも、消火器の使い方を学び、いざという時に使えるようにしておきましょう。

 災害時は、自分の命は自分で守るのが基本です。今年の防災週間は、ぜひ、ご家族や職場の皆さんと、防災について話し合う機会を作ってください。防災対策ファイルを参考に、「防災女子」を目指しましょう。

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