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第10回 「ついうっかり」が火災を招く

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ご存知ですか? 住宅用火災警報器の設置義務化

住宅火災における経過別死者の発生状況(放火自殺等を除く)

一般住宅や共同住宅での火災による犠牲者を無くすために、2004年6月に消防法が改正され、住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。

消防庁の調べによると、住宅火災による死亡原因(放火自殺者等を除く)の約6割が「逃げ遅れ」です。中でも就寝中の火災は気づくのが遅れがちです。このようなときに威力を発揮するのが住宅用火災警報器です。

アメリカでは1970年代後半に住宅用火災警報器の義務設置が施行され、住宅火災による死者数が約半分以下になるなど、大きな成果を上げています。

日本では、新築住宅は2006年6月1日から設置が義務付けられました。また、既存住宅も市町村条例により、2011年6月1日までに全ての住宅が適用となります。住宅用火災警報器の設置基準や、既築住宅の設置義務化の開始年月は地域ごとに異なり、市町村条例で定められていますので、自分が住んでいる地域の条例を確認してください。

住宅用火災警報器には、煙感知方式(左)と熱感知方式(右)の2タイプがあります

住宅用火災警報器の設置義務には、特に罰則規定はありませんが、自分の命を守るのはもちろんのこと、大切なお部屋や思い出の品などを守るためにも、設置義務期限を待たず、早めの設置を心がけましょう。

「つい、うっかり」が招くコンロ火災に注意!

消防庁が発表している2007年中の住宅火災の出火原因を見てみると、第1位がコンロ、第2位がたばこ、第3位が放火となっています。コンロは日常的によく使うものです。料理中の、「つい、うっかり」が火災を招きます。そして、消火しようとして、あわててしまいケガをしてしまうこともあります。

主な住宅火災の出火原因(2007年消防庁調べ)

「少しの間だから・・・」とコンロから目を離してしまった経験、皆さんはないでしょうか。料理中で特に気をつけてほしいのが、てんぷら油での火災です。てんぷら油の発火点は360〜380℃以上で、加熱から15分〜20分でこのくらいの温度に達します。揚げカスなどがあった場合は200℃程度でも発火することもあります。料理中に少しの間でもその場を離れるのであれば、必ず火を消してから離れましょう。万が一、火災が発生してしまっても、油が入った鍋に水を注ぐのは大変危険です。家庭での初期消火の基本は、消火器で、と覚えておきましょう。

ご自宅にある消火器の使い方、有効期限を知っていますか?

消火器がご自宅にある方は、その使い方や有効期限を確認されていますか?いざという時に使えないのでは意味がありません。有効期限は消火器のラベルなどに明記されていますので、ぜひ確認してください。

また、「消火器は重い、使い方がよくわからない」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。しかし最近では、手軽に使えるスプレータイプ(エアゾール式)のものなど、さまざまな種類の消火器が出ています。用途別にコンパクトになったものや、噴射距離が短いものもなどもあります。消火器は、いざというときに使えなければ意味がありませんのでよく吟味して、自分が使いやすいものを選び、備えておくといいでしょう。

片手で操作できる消火器「トマホークマッハII」

セコムでも、片手で操作でき、女性にも使いやすい消火器「トマホークマッハII」や、台所のレンジフードに取り付けるだけのコンロ火災自動消火システム「トマホークジェットアルファ」などをご用意していますので、ぜひ参考にしてみてください。

アロマキャンドルにも気をつけて

最近ではアロマキャンドルを楽しむ方もいらっしゃると思います。リラックス効果のある香りにつつまれると、つい眠くなり、そのままウトウト・・・なんてことはありませんか?

火を消し忘れたことで、部屋の壁紙に着火し火災となってしまったケースや、ロウソクを置いていた台が溶け、火災となってしまったケースなどが実際に起きています。基本的なことですが、アロマキャンドルを使用していてウトウトしてきた時は、火を消すことが大切です。また、電気式のアロマポットなどを使用する際も、使用上の注意をよく読み、正しく使用しましょう。

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