第1回
つらい五十肩、その対処法は (3)
長年、酷使してきた肩のオーバーホール
Q.五十肩を予防する方法は、ないのでしょうか。
1.運動療法
五十肩は、はっきりとした原因がないままに始まります。ふつうに肩を使っているだけなのに、どうも痛みがあるなと思っているうちに、腕を上げる際、だんだん痛みが強くなってきて、動かせる範囲が狭くなっていきます。
五十肩にならないためには、日頃から肩を冷やさないようにとか、肩をまわすような運動を行っておくように、というようなことも言われています。しかし、それでも起こってしまうことも多く、残念ながら確実な予防法はないといったほうがよいでしょう。50年も使ってきた肩のオーバーホールの期間と考えることもできるかもしれません。
時間の経過とともに、症状が自然に改善されることも多い病気ですが、眠れないほど強い痛みがあるような場合や、半年たっても症状が改善されないような場合は、一度、専門医を訪れることをおすすめします。
五十肩にならないためには、日頃から肩を冷やさないようにとか、肩をまわすような運動を行っておくように、というようなことも言われています。しかし、それでも起こってしまうことも多く、残念ながら確実な予防法はないといったほうがよいでしょう。50年も使ってきた肩のオーバーホールの期間と考えることもできるかもしれません。
時間の経過とともに、症状が自然に改善されることも多い病気ですが、眠れないほど強い痛みがあるような場合や、半年たっても症状が改善されないような場合は、一度、専門医を訪れることをおすすめします。
アイロン体操
1. 痛い方の腕でアイロンを持ち、軽く前後に振る
2. その後左右に振る
3. 最後に軽く回転させる
コノリー体操
1. クローゼットなどの上部に手をかけ、そのまま腰を下げ、肩をストレッチします
2. 腕を後ろで組み、痛くない方の手で、痛い方の手を上に引き上げ、肩をストレッチします
3. 腕を頭の後ろで組み、ひじを外へ開いて、肩をストレッチします

渡辺公三 (わたなべ こうぞう)
セコメディック病院
整形外科部長・副院長
セコメディック病院
整形外科部長・副院長
【略歴】 |
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宮崎医科大学 医学科 1982年 東京大学 整形外科学教室入局 その後 20年間にわたり東京大学病院整形外科、 三井記念病院整形外科 勤務 2000年 セコメディック病院 整形外科 |

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