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入学直前!新1年生のための安全おさらいクイズ

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セコムの舟生です。

幼稚園や保育園を卒園したお子さんは、もうすぐ小学生ですね。
最初は子どもだけでの登下校に不安を感じる方が多いようですが、過度に心配せず、かといって安全を過信しすぎず、子どもを見守ることが大事だと思います。

防犯や交通安全の知識は、折に触れて繰り返し教え、自分で自分を守る力を少しずつ育んでくださいね。

今回は、これまで新1年生のための入学準備シリーズで取り上げたテーマを「おさらいクイズ」という形式で振り返ります。
ぜひお子さんと一緒にチャレンジしてみてくださいね^^


* * * * * * * * *


▼ 安全の基本1:「知っている人」ってどんな人?
Q1:公園でよく犬の散歩をしているおじさんに「子犬が生まれたから、見にくる?」と言われました。
あなたはどうしますか?
(1)知っているおじさんなので子犬を見せてもらいに行く
(2)「いやです」と断って逃げる

Q2:学校に行く途中、通学路にあるお店の人から「おはよう」と言われました。
あなたはどうしますか?
(1)知らない人なので無視する
(2)「おはようございます」と元気にあいさつする

正解は、どちらも(2)です。

「知らない人についていってはダメ」と言っていても、「知らない人」がどんな人かわからなければ、その教えは役に立ちません。
ときどき見かける人や親しげに話しかけてくる人を「知っている人」と認識してしまうことがあります。
ただし、子どもを見守ってくれる人からの「あいさつ」にはきちんと元気な声であいさつを返すことが大事です。それが困ったときや危ないときに子どもを守ってくれる「周囲の目」を増やすことにつながります。

小学生になると、登下校だけではなく、放課後に友達と遊びに行くなど、保護者の目が届かない時間が増えてきます。
無邪気な低学年の子どもを狙った犯罪も横行していますので、「知らない人」はどのような人かという基準や、声をかけられたときの対応をおさらいしておきましょう

さらに理解を深めるために⇒
入学準備スタート!新1年生に教えておきたい「防犯のきほん」


▼ 安全の基本2:交通安全
Q3:友達が道路の向こうで手を振っています。
あなたはどうしますか?
(1)急いで渡る
(2)すぐに渡らず、まわりの安全を確認する

Q4:横断歩道を渡ろうとしたら遠くに車が見えました。
あなたはどうしますか?
(1)まだ遠いので急いで渡る
(2)車が通り過ぎるのを待つ

正解は、どちらも(2)です。

小学生の交通事故は「道路横断中」に多発しています。
飛び出しによる事故が多いため、落ち着いて周囲の様子や道路状況を確認してから渡るという習慣を付けなくてはなりません。
入学してしばらくは、通学姿を遠くから見守って、危ないところがないか確認してみると良いかもしれません。

保護者の方が「ここは危ないな」と思うポイントを把握して、具体的にどう行動したらいいかを教えることが必要です。
入学まで、通学路を歩く練習を繰り返してくださいね。

さらに理解を深めるために⇒
新1年生のための交通安全


▼ 安全の基本3:防犯対策
Q5:防犯ブザーはどちらを選びますか?
(1)シンプルなデザインで機能が明確に記されているのもの
(2)とにかく好きなキャラクターがデザインされたもの

Q6:防犯ブザーはランドセルのどこに取り付けたら良いでしょうか?
(1)ランドセルの肩掛けベルトの部分
(2)ランドセルの側面のフック

どちらも(1)が正解

お子さんに防犯ブザーを選ばせると、かわいらしいものやかっこいいものなど、デザインに目を引かれがちですが、音の大きさや丈夫さなど、機能をきちんと確認して選ぶことが重要です。
キャラクターものは、学校で持ち込みが禁止されている場合もあるので、シンプルで扱いやすいものがおすすめ。

また、ランドセルの側面はいざというとき手が届きにくいので、肩掛けベルト部分に取り付けるのがおすすめです。
利き手を考慮してスムーズに手が届くかどうか、実際にランドセルを背負った状態で確認しましょう。

さらに理解を深めるために⇒
新1年生のための防犯グッズの選び方


▼ 安全の基本4:通学路の安全
Q7:学校の帰り道、友達から「こっちから行くほうが近いよ」と言われました。
あなたならどうしますか?
(1)決められた通学路を通って帰る
(2)早く帰れるので近道を通る

Q8:困ったことが起きたとき、子どもを助けてくれる場所は?
(1)子ども110番の家やお店
(2)周りから見えづらく、身を隠せる場所

正解は、どちらも(1)です。
通学路に指定されていない道は、子どもにとって安全ではない場合があります。
見通しの悪い公園や駐車場などは、周囲からの死角が多く危険です。
「近道だから」と安易に通り抜けないようにさせましょう

いざというとき、どこに助けを求めれば良いかを教えておくことも大切
「子ども110番の家」は、お店や一般のお宅などがボランティアで引き受けています。
通学路や近所でステッカーが貼ってある場所をお子さんと確認しておいてくださいね。

さらに理解を深めるために⇒
新1年生のための通学路の歩き方と「助けてもらえる場所」


* * * * * * * * *


4月からの小学校生活は、お子さんはもちろん、保護者の方も戸惑いがあると思います。
不安を少しでも解消するためにも、地域や小学校の行事になるべく積極的に参加して、顔見知りを増やしましょう。
何かあったとき知らせてくれたり、普段から見守ってくれたりする人が多いほど、お子さんの安全性は高まります。

お子さんと一緒に、小学校生活を楽しんでくださいね!

【関連記事「入学準備シリーズ」】
新1年生に教えておきたい「防犯のきほん」
新1年生のための交通安全
新1年生のための防犯グッズの選び方
新1年生のための通学路の歩き方と「助けてもらえる場所」


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5月11日(金)まで

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子ども向けのものはもちろん、子ども目線を取り入れて開発されたものであれば、大人向けのものであってもご応募いただけます。

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2018.03.22

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