子どもの安全ブログ

子どもを誘う悪質な「声かけ」にだまされないで!

セコムの舟生です。

師走になり、冬休み、クリスマス、お正月と、子どもたちにとって楽しいイベントが続いていく時期ですね。
なんとなく浮き足立った気分になりやすい時期ですが、12月は街頭犯罪や交通事故が多くなります。
残り少ない2018年を無事に過ごせるよう、お子さんの安全を見守ってくださいね。

さて、子どもが犯罪に巻き込まれるきっかけのひとつが「声かけ」
連れ去りやわいせつ犯罪などの目的で、子どもを言葉巧みに誘い出すものです。

だまされないためには、いろいろな声かけのパターンがあることを知っておくことが大切。
今回は、子どもへの声かけ事例とともに、声かけにあったときの防犯対策をまとめます。


* * * * * * * * *


▼ 子どもを誘い出す声かけの手口
子どもへの声かけは、「お菓子をあげる」「一緒に遊ぼう」など、子どもが好きなものや楽しい誘いで関心を引く手口がよく知られていますが、実際にはそれだけではなく、子どもの心理を巧みに利用した声かけが多く見られます。

報道された事件から、子どもへの声かけを見てみましょう。
・人気のカードゲームの話で男児に近づき「強くしてやる」「カードをあげる」などと言って自宅に誘い込んでわいせつ行為
・路上に置かれた500円玉を拾った女児に「500円を拾わなかった?おじさんのだよ」などと声をかけ、階段の踊り場に連れ込んでわいせつ行為
・財布を拾って追いかけてきた女児に「クレジットカードを取ったでしょう。ポケットを確認する」などと言って自宅へ連れ込む
・路上を歩いていた女児に「スカートに虫が付いているよ」などと声をかけ、体に触ろうとした
・路上を歩いていた女児に「給食に虫の卵が入っていたから、検査させてほしい」などと声をかけ、わいせつ行為
・路上を歩いていた女児に「足が痛いから3階まで送って」などと声をかけて、アパートの階段踊り場に連れ込む

子どもが好きなものや、興味を持っているもので関心を引く手口のほかにも、子どもを脅したり、不安にさせたりして言うことを聞かせる手口、子どもの親切心を利用して助けを求める手口などが見られます。

声かけをきっかけに犯罪被害にあった児童は、決して女児だけではありません。
男児も被害にあっています。

男児の場合は、夢中になっているゲームやアニメなどの話題で誘い出される手口が多いようです。女児よりも警戒心が薄く、共通の話題があると心を許してしまいやすい傾向があるのかもしれません。

声かけには、さまざまなパターンがあることを親子で知っておきましょう。


▼ 不審者からの「声かけ」にあわないためにできること
声かけにより、たとえ実害がなかったとしても、子どもの心に深い傷を残し、将来にわたって恐怖の記憶が刻まれてしまう可能性を否定できません。
優先すべきは声かけにあわないようにすること。
声かけに応じないようにする対策は、そのあとです。

どうすれば不審者による声かけから子どもを守ることができるのでしょうか。

声かけ事案は、ひとりでいるときに発生していることが圧倒的に多いということが言えます。
「ひとりにならないこと」をあらためて徹底してください。

不審者は、子どもに声をかけるタイミングを狙っています。
友達と別れたあと、ひとりになった瞬間が狙われることもありますし、人通りが少ない道に入るのを待って声をかけてくることも考えられます。

日中の住宅街はひと気が少なくなることがあるので、家の近所でも油断は禁物。
やむを得ずひとりになってしまうときこそ、最大限の警戒をして周囲に目を配ることが肝心です。

「あとをつけられている」「なんだか怖い」と感じたらそのまま進まず、コンビニなど大人がいる場所まで戻って家に連絡をしたり、子ども110番の家に助けを求めたりするよう教えておきましょう。


▼もしも知らない人に声をかけられたら?
声かけ自体を防ごうとしても、防ぎきれるものではありません。
次善の策として、声かけからの回避行動を確認しておきましょう。

・声をかけられたり、手招きされたりしても、絶対近づかない。ついて行かない
・甘い言葉や心配させるような言葉をかけられても、簡単に信じない
・ものを「あげる」と言われても、受け取らない
・相手が強引なときは「家に帰ってお母さん(お父さん)に確認してきます」とその場を離れる
・危険を感じたら、大声で助けを求める。すぐに走って逃げる
・車の中から声をかけられたら、絶対に近づかない。すぐに車から離れる

声をかけられたときは、大人が両手を広げたくらいの距離を保ち、相手を絶対に近づけないこと。
相手から体をつかまれないためにどれくらいの距離が必要か、保護者の方が不審者役になって試してみるといいでしょう。体で安全な距離を覚えておくのです。

さらに、いつでも逃げ出すための心の準備をしておかなくてはなりません。
やみくもに走りだすと追い詰められたり、交通事故にあったりする危険もあります。
逃げる方向、タイミングなどを見ることも大事です。

相手が強引に近づいてくるようなら、話の最中でも走って逃げること。
性格が優しいお子さんの場合、「相手に悪いんじゃないか」と考えてしまいがちですが、身を守ることが最優先。
そもそも警戒し、距離を取ろうとする子どもに対して、近づき話し続けること自体が不自然です。
ちゅうちょせずに、間違っていてもいいので、相手の出方を待たずに逃げましょう。


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繁華街や商業施設など不特定多数が行き交う場所は、「ひと気」はあるものの、逆に「ひと目」に留まりにくいことから子どもが狙われることがあります。
冬休みは賑やかな場所にも子どもが増えますので、声をかけようと物色している不審者がいるかもしれません。
冬休み中の安全や遊びに行ってもいい場所についても話し合ってみてくださいね。

2018.12.06

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