植松 裕子

ビジョン・プロセッシンググループ

—大学時代はどんな研究をしていましたか?

子供の頃からロボットに興味があり、ちょうど大学に入る頃にAIを搭載したペットロボットが話題になったことがきっかけで、情報工学科を選びました。

学部3年生のときに、バーチャルリアリティなどの画像処理に興味を持ち、画像処理の研究室に入りました。

それから博士課程を終えて助教になるまで、撮影画像からカメラ位置や動きなどを解析する3次元幾何の研究を続けていました。


—就職後はどんな研究をしましたか?

大学以外で同じような研究を続けられる企業はないかと探したときに、セコムで画像処理の研究もしていると知り、自分の興味のある分野の研究も続けられそうだと思って就職しました。

入社後は、それまで研究してきた3次元幾何の経験を活かして、RGB-Dカメラを使って周囲の環境の3次元モデルを生成する研究に取り組んでいます。


—今はどんな研究をしていますか?

RGB-Dカメラを使って、より手軽に3次元モデルを生成できるような研究を続けています。

正確なモデルを作るためには、いろいろな角度から撮影したデータを統合しなければならないのですが、正確さと手軽さを求めるためには、センサーなどハードウェア面の制限、ノイズの影響や距離の精度など考慮すべきことがたくさんあります。

それでも自分から提案した研究テーマなので、その大変さも含めてとても楽しいです。想像通りの処理結果が出るととてもスッキリした気分になりますね。


—普段の生活の様子を教えてください。

子供の保育園の送迎などがあるので、10時に出社して17時に退社しています。

少ない時間のなかでどう研究するかは工夫していますが、仕事をしながら子育てをする人にとっては、裁量労働の研究職は向いていると思いました。

半年間の育休に入る前は、まだ育児の大変さが分からなかったのでどうなるかなという思いはありましたが、復帰するときには特に不安はありませんでした。

今は子供のパワーについていくのに必死です。