瀧田 悠一

コミュニケーションネットワークグループ

—大学時代はどんな研究をしていましたか?

大学時代は東京理科大学の情報科学専攻で、人工知能に関する研究室にいました。

その研究室では、当時だれも取り組んでいる人のいなかった画像を対象として新しいことをやろうとしていたので、自分の研究テーマは画像認識を扱うことになりました。具体的には人が物を置く、取り出すなどの行動認識です。

画像認識の専門を活かしつつものづくりをして、社会インフラフィールドで試してみたいと思っていたところ、セコムで画像認識を使った防犯サービスがあることを知って興味を持ちました。


—就職後はどんな研究をしましたか?

OJTでさまざまな分野の研究グループを経験して、セキュアなネットワークを研究するグループに配属されました。でもすぐに新しい画像監視システムの開発メンバーとして選ばれ、防犯カメラの映像伝送など通信に関わる開発業務に携わっています。

その後、今のコミュニケーションネットワークグループに移り、メッシュネットワークの研究を始めました。

しばらくしてセコムグループのひとつで韓国のセキュリティ会社「エスワン」の研究開発部門に出向する機会がありました。

そのときの研究テーマは、サムスングループの通勤バスの効率的な運行管理です。別の国、別の会社で研究するなんてなかなかできないことですね。


—今はどんな研究をしていますか?

現在はセコムとNTT研究所との共同研究に関わっています。

次世代の通信網のコンセプトに「サービスと連携した通信網内機能」というものがあり、大容量・高品質なデータを同時に多用途に利用することを目的とした「データストリーム・アシスト・ネットワーク」を開発しています。

従来の通信網では情報が届けられてから用途に合わせて加工などをしますが、これは通信網内で利用場所やサービスに応じて動的に情報を変換して届けるというものです。

サービス業であるセコムならではの知見の盛り込まれたネットワーク技術で、とてもやりがいを感じています。


—普段の生活の様子を教えてください。

共同研究に関する調査やその整理、方針決定のためのドキュメント作成などが多いです。コーディングは普段ないのですが、まとめて一気にやることがたまにありますね。

同じく共同研究の打ち合わせで外出することもあり、他社の文化の違いなどがわかっておもしろいです。

体を動かすことが好きなので、通勤は自転車で40分ほどかけて通っています。

帰宅後や休日は主に家族サービスに時間を使っています。プール教室に通わせたり。

でも家族が寝た後などは、ネットワーク系の論文を読んだりすることもあります。