森田 一輝

サウンドインフォ・プロセシンググループ

—大学時代はどんな研究をしていましたか?

学部は北海道大学の情報エレクトロニクス学科、大学院は名古屋大学のメディア科学専攻に在籍していました。

学部3年生のときに自分がおもしろいと思えるテーマを研究したいと考えていたので、信号処理を使った楽曲検索をテーマとして自分で提案し、学部から大学院まで一貫して取り組みました。

楽曲検索でポイントとなるのが、テンポや楽器の異なるようなアレンジされた曲をコンピューターで判別できないかというところです。当時は信号処理でそのような研究をやっているところはなかったので挑戦的でしたし、とても楽しかったです。


—セコムに入社したきっかけは何ですか?

研究のできる職種が良かったので研究員になりたいと考えていましたし、出身が情報系ということもありサービスに関係するような企業がいいなと思っていました。

そんなときIS研究所では音声をはじめ専門性のある研究をいろいろやっていて、サービスに繋がる仕事でもあると知り興味を持ちました。

大学の先生から専門性の活かせるところが良いという助言もあり、セコムに入社しました。

入社後はOJTでいろいろな研究グループを周り、本配属は自分の興味のある音を扱うグループとなりました。


—今はどんな研究をしていますか?

今は音をセンシングしてセキュリティに役立てる技術の研究をしています。

セキュリティに防犯カメラを使うのは当たり前になっていますが、人間は視覚だけでなく聴覚なども使って状況判断をしています。

防犯カメラの映像では何も変化がなくても、見えていないところで不審な音が鳴るということもあるので、セキュリティシステムに聴覚を取り入れたいという想いでこの研究テーマを提案しました。

音の到来方向の推定や、どんな音が鳴ったのかを判別するような信号処理のほかに、実験装置を組んで繰り返し実験するなどやることはたくさんあります。


—普段の生活の様子を教えてください。

IS研究所は裁量労働なので通勤ラッシュを避ける時間帯に出社して、あまり遅くならないうちに退社するようにしています。

日中は論文などで技術調査をしたり、プログラミングをしていますが、無響室にこもって実験をしていることもあります。

雑学を増やすのが趣味なので、仕事後は自宅で技術系のニュースを見たりしていますが、趣味の読書や音楽鑑賞のほかに大好きな激辛料理を有志で食べに行くことも多いです。