ソーシャルアフェアーズディビジョン

JNSA「組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG」グループリーダー

リスクマネジメントグループ グループリーダー 甘利康文

甘利康文

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の「組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応WG」では、組織内部で発生する不正や事故を防ぐ方法を、科学と社会学の双方の視点から検討しています。

私がこのWGを発足することになったきっかけは、内部不正対策の研究成果の論文でした。セコムはお客様の鍵を預かることもあり、内部不正対策のノウハウを持っています。それを社会に還元するために論文としてまとめた際にJNSAからWG発足の提案を受けました。

今の内部不正対策は、さまざまな制限をかけるという犯罪機会論的なものです。しかし、根本的に解決するためには、悪事を働くという気持ちを起こさせない犯罪原因論的な対策が必要だと考えています。

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)


キッズデザイン協議会 理事

リスクマネジメントグループ 主務研究員 舟生岳夫

舟生岳夫

キッズデザイン協議会は、「子どものためのデザイン」について協議する団体です。さまざまな商品や施設の設計段階から「子どもの安全」を考慮したデザインの普及や啓蒙活動などを行っています。

この協議会が設立したときからセコムは理事企業として参加しており、当時から子どもの安全についての活動をしていた私が理事として参加することになりました。現在は研究開発部会の副部会長も務めております。

部会では実際の建物にある子どもの安全に関する問題点を調査して、改善に繋げるという取り組みも行っています。

また、優れたキッズデザインのものや取り組みを表彰する「キッズデザイン賞」の選考などもキッズデザイン協議会の重要な活動です。


JNSA「セキュリティ啓発WG」

リスクマネジメントグループ 主務研究員 舟生岳夫

舟生岳夫

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の「セキュリティ啓発WG」では、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の委託事業である「インターネット安全教室」の運営などが主な活動です。

インターネットに関する最新のトピックなど、IPAから提供されたものを基に教育用コンテンツを作成し、インターネット安全教室を行う各地のNPOに説明のやり方などのレクチャーも行っています。

セコムで行っている安全教室でも、インターネットに関するトピックを扱うことが増えているので、WGの活動とうまく連携できればと思っています。

サービスエンジニアリングディビジョン

スーパーサイエンスハイスクール特別講座 小石川中等教育学校

最適計画グループ 守澤貴幸

守澤貴幸

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とは、文部科学省によって指定される、先進的な理数教育を実施している高等学校です。セコムは、将来を担う生徒の皆さんに最先端の技術について知ってもらうため、SSH指定校にて特別講座を行っています。

小石川中等教育学校では、「データ化されたもう一つの世界『空間情報』ってなんだろう?」と題した講義を行いました。

空間情報は、地図や建物、人々の活動などに関する情報が統合されたもので、さまざまなサービスの基盤として注目されています。

この講義では、空間情報の要素技術であるGIS(Geographic Information System)やBIM(Building Information Modeling)の紹介や、それらを使ってどんなことができるのかを解説しました。

ビジョンインテリジェンスディビジョン

スーパーサイエンスハイスクール特別講座 東京学芸大学附属国際中等教育学校

ターゲット・ディテクショングループ グループリーダー 氏家秀紀

氏家秀紀

セコムの行っているスーパーサイエンスハイスクール特別講座の一環で、東京学芸大学附属国際中等教育学校にて「機械学習 – AIのホントのところ –」という講義を行いました。

近年、AI はさまざまな分野で注目されている技術です。AI には大きく分けて「万能型AI」と「特化型AI」があります。いま実用化されている「特化型AI」において、機械学習はなくてはならない技術として研究が進められています。

この講義では、AIの過去から現在までの取り組み、「特化型AI」の中核となる機械学習の基本とその課題などについて解説しました。

コミュニケーションプラットフォームディビジョン

JNSA「電子署名WG」

暗号・認証基盤グループ 主任研究員 佐藤雅史

佐藤雅史

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の電子署名WGでは、安全・安心なデジタル社会をつくるための基盤づくりを目指しています。そのために電子署名に関する技術的な議論を行い、課題の解決やその標準化活動、または各分野への電子署名のプロモーションなどが主な活動です。

私は電子署名WGの立ち上げから関わっており、電子署名の標準化活動(最近ではPDF署名)のほかに、ブロックチェーンの調査や解説なども行っています。

電子署名の分野でいま注目しているのは、クラウド上で鍵を預ける「リモート署名」です。欧州ではリモート署名を導入するケースが増加しており、日本でもその議論が必要だと感じています。

また電子契約の手続きを円滑に行うための電子委任状にも着目しており、今後の活動として取り組んでいく予定です。


日本国際賞学術懇談会

サイバーセキュリティグループ 主任研究員 島岡政基

島岡政基

日本国際賞とは、ノーベル賞並みに権威のある賞を目指して日本でつくられた賞で、科学技術の進歩や人類の平和や繁栄に貢献した研究を表彰するものです。

2017年度の受賞者は、RSA暗号の発明者であり暗号分野の権威でもあるAdi Shamir博士でした。この受賞を記念して開催されたのが、国内から暗号分野やその周辺分野を代表する研究者10名を招いた学術懇談会です。そして私は、光栄にもこの10名のうちの1人として招待していただきました。

参加者のほとんどがアカデミックな方々で、私は唯一の民間企業からの参加者です。

私は「Web PKI の側面から標準化と専門家の育成」について話をして、Shamir博士をはじめ有数の研究者の方々に、サービス企業であるセコムならではの視点から暗号に関わる課題を共有でき、非常に価値のある機会だったと思います。


3次元地図情報共通プラットフォームの仕様検討

スマートコンピューティンググループ 主務研究員 宮澤慎一

宮澤慎一

現在、セコムは「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」という国家プロジェクトに関わっています。

SIPの取り組みにはインフラ維持管理や防災、自動走行などがあります。そして、これらを実現するための重要な共通要素が3次元地図データです。

私の参加しているテーマでは、各種アプリケーションで3次元地図データを共通化して扱うことのできる「3次元地図情報共通プラットフォーム」の構築を目指しています。

セコムが提供しているさまざまなサービスにおいても、地図などの2次元データや建物などの3次元データ、センサーやIoT機器から得られる時系列データを統合的に扱うことが重要です。

そしてIS研では従来からこのような研究課題に取り組んできました。その知見や成果を活用して、本テーマに取り組んでいます。

私は分散処理システムの研究に取り組んでおり、都市レベルの大規模な3次元地図データとセンシングデータを効率的に扱う観点からこのプロジェクトに参加しています。