
食品衛生と体調管理がカギ!胃腸炎にかからないために
すぐできること
2025.06.23
感染性胃腸炎、食中毒のニュースをよく見かけます。
特に多いノロウイルスは、感染性が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため注意が必要です。かからないために今日からできることをご紹介します。
目次
胃腸炎とは
病原体によって潜伏期間や症状が出る期間は様々ですが、症状には吐き気、嘔吐、発熱、下痢、腹痛があります。感染経路は、病原体に触れた手で口や鼻を触ることや、汚染された食品を摂取することです。
胃腸炎そのものの治療薬はなく、吐き気には吐き気止め、下痢には止痢剤など症状に合わせた薬が処方されることがあります。症状の出方や強弱も様々です。水分を摂取できないくらい症状が強いと、脱水になり重症化するリスクがあります。
胃腸炎を予防する要点2つ
①食中毒の3原則を守る

- つけない:手洗いうがいの徹底、調理器具を清潔にする
- 増やさない:常温に置いておかない、消費期限を守る、調理後はすぐ食べる
- やっつける:よく加熱して食べる、まな板や鍋など熱湯で殺菌する
②細菌やウイルスに負けないからだづくり

免疫力が高いと感染しにくいです。
- 1日3食バランスよく食べる、しっかり水分をとる。
- 睡眠時間を確保し、毎日同じ時間に起床・就寝する。
- 帰宅後だけでなく食前も手洗いをする。
- 適度に運動をする。
- ストレスをためず、発散する。
健康づくりの基本ではありますが、この基本が非常に大切です。
この機会に、ご自身の生活習慣を振り返ってみて下さい。
胃腸炎かもしれないと思った時
気を付けていても胃腸炎にかかってしまうことはあります。その場合は早い対処が必要です。
何か症状があって、胃腸炎が疑われるときは医療機関を受診しましょう。嘔吐や下痢の症状が-強い場合は、脱水になるリスクが高く、入院が必要になることもあります。緊急性があるか迷った場合や、夜間・休日で受診先に困る場合はセコムの「ほっと健康ライン」にご相談ください。
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参考:
厚生労働省>食中毒
東京都感染症情報センター>感染性胃腸炎