防犯・防災用語集

出入口や通用口に設置して、入退室を監視するゲートのこと。
オフィスビルのエントランスなどでは、IDカードなどで認証された人間だけがセキュリティゲートを通過できるようになっています。セキュリティゲートは、万引き防止にも利用されています。その仕組みは、商品に特殊なタグを取りつけ、タグをつけたまま出入口に設置したセキュリティゲートを通過すると、ブザーが鳴って知らせるものです。 万引きの被害に悩むドラッグストア、アパレル店舗、家電量販店、ホームセンターなどが、万引きを防ぐ有効な手段として使っています。監視カメラや出入管理システムと組み合わせると、万引きだけではなく、情報漏洩の対策としても利用することができます。

マンション全体をトータルに監視するセキュリティシステムのこと。
マンションセキュリティシステムは、共用部と住戸の安全を、24時間見守ります。共用部は、出入管理、設備監視などを行い、住戸は防犯、火災監視、非常通報、救急通報などを行います。
異常が発生した場合は、センサーが検知して、コントロールセンターに送信します。セコムのマンション向け安全管理システム「MS-5A」の場合、各住戸に取り付けるセキュリティインターホンは、インターホンの機能だけではなく、異常が発生すると内容別に音声で知らせるなど、さまざまな機能を備えています。

街全体にセキュリティを取り入れた集合住宅のこと。「タウンセキュリティ」とも呼ばれています。
セキュリティタウンでは、集合住宅のエリア全体をフェンスで取り囲み、監視カメラで監視しています。各住戸にはホームセキュリティが設置され、警備員が巡回するなど、万全のセキュリティ体制を取っています。防犯性の高い街は、住民同士のコミュニティが生まれ、安全・安心で快適な生活をもたらします。
街全体がセキュリティを利用することで、犯罪の抑止効果が高まることから、全国でセキュリティタウンを作る動きが広まっています。

「セキュリティタウン」の項参照

ゲートやフェンスを設けて集合住宅の敷地全体を囲い、外部からの侵入を防いでいる地域のこと。
ゲートコミュニティはアメリカで広まり、日本でもゲートコミュニティを取り入れた集合住宅が増えています。日本では、「セキュリティタウン」「タウンセキュリティ」とも言われています。日本のゲートコミュニティの特徴は、敷地全体のセキュリティだけではなく、住居のセキュリティも強化して、万全のセキュリティ体制を取っているところにあります。