防犯・防災用語集

暗視カメラ(あんし)

夜間や暗いところでも撮影できるカメラのこと。
暗視カメラは、周囲の明るさに影響されにくいので、最近では監視カメラシステムにも使われています。監視場所が薄暗い場合、暗視カメラは感度をアップさせて適正な露出で撮影するので、肉眼よりもはるかに明るい画像を撮影することができます。そのため、暗視カメラを使った監視カメラシステムは、昼間でも薄暗い駐車スペースなどの監視に利用されています。

CCTV(しーしーてぃーぶい)

Closed-circuit Televisionの略語で「閉鎖回路テレビ」のこと。
CCTVとは、監視カメラで撮影した映像を見るモニターとして使われることが多いことから、監視カメラと同じ意味で使われています。監視カメラとCCTVと録画機で構成された装置が、監視カメラシステムです。監視カメラシステムには、敷地内に忍び寄る不審者をすばやく検知して撮影するセンサー付き監視カメラを使用したタイプや、鮮明な高画質デジタル映像を録画できるタイプなど、さまざまなものがあります。

監視カメラ (かんし)

監視をする人間の目の代わりをするカメラのこと。
防犯を目的とした監視カメラは、お店やコンビニエンスストア、ホテルや銀行などの金融機関、オフィスビルや商業施設、鉄道や空港など、さまざまなところに取り付けられています。犯罪の抑止に効果があるということで、近年は街や繁華街で見かけることも増えています。また、住宅の防犯を強化するため、ご自宅に監視カメラを設置する方もいます。監視カメラの目的は、侵入者や不審者を素早く見つけて、犯罪を防止することにあります。監視カメラの撮影した映像が、犯人の検挙に貢献した事例もたくさん報告されています。

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防犯カメラ (ぼうはん)

監視カメラ」の項参照

赤外線センサー付きカメラ(せきがいせん)

監視エリア内において、赤外線センサーが人体などが発する熱をとらえて侵入者などを検知すると、自動的に撮影や録画を開始するカメラのこと。効率的な監視に適しています。 赤外線センサーオンライン・セキュリティシステムに接続した防犯対策も利用されています。

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PTZカメラ(ぴーてぃーぜっと)

PTZカメラのPTZは、Pan(パン)、Tilt(チルト)、Zoom(ズーム)のことを表します。Panはカメラのレンズを左右の方向に動かすこと、Tiltは上下の方向に動かすこと、Zoomは広角にしたり望遠にしたりすることで、これら3つが行えるカメラを一般にPTZカメラと呼びます。
広範囲の撮影に適しており、遠隔操作が可能な監視カメラとしてさまざまな施設で利用されています。

デイナイト機能

明るい昼間も、明かりの少ない夜間も撮影が可能なカメラの機能のこと。
日中の明るい時間帯はカラー映像で撮影し、昼間でも薄暗い場所や、夜間の照度が低い場所などにおいては、カラー映像では使わない近赤外領域の波長も使用して、白黒映像で撮影する。このようなデイナイト機能を持つ監視カメラが活用されています。

ネットワークカメラ

ネットワークに接続できるカメラのこと。
ネットワークカメラを利用すれば、インターネットや社内LANを通して、離れた場所の映像を、パソコンなどでリアルタイムに見ることができます。また、ネットワークカメラを離れた場所から自在に動かすこともできます。そのため、お店やオフィス、ご家庭などで、監視カメラ防犯カメラとして使われるようになってきています。お店やオフィスに設置した監視カメラシステムにネットワークカメラを接続すれば、離れた場所から監視カメラシステムの画像を見たり、さまざまな制御をしたりすることができます。

インターホン

同一施設内で使用する通話装置のこと。
住宅用のインターホンには、本来の通話機能のほかに、防犯機能を持ったものがあります。たとえば、玄関の外にある子機に内蔵されたカメラで来客を撮影し、家の中にある親機のテレビで来客を確認できるインターホンがあります。これを設置することで、不用意に玄関を開けて、不審者に押し入られるのを防ぐことができます。また、留守の時に訪問してきた来客を録画できるインターホンもあります。親機と子機の接続には、配線をする有線タイプと配線が不要なワイヤレスタイプ(無線式)があります。

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モニター付きインターホン

セサモ-FW

センサーライト

人が近づくのをセンサーが検知すると、自動的に点灯して威嚇するライトのこと。
センサーライトは、人の体温を検知して点灯し、一定の時間が経つと自動的に消灯します。お店やオフィス、住宅などの外周で、人の目が届きにくい場所などに設置すると、周囲が突然明るくなることで、不審者を撃退する効果が期待できます。
住宅では防犯用としてだけではなく、玄関の便利灯や省エネ灯としても利用できます。また、セコムのセンサーライトはホームセキュリティと接続すれば、電球の破壊や球切れなどをコントロールセンターが監視し、万一の時は緊急対処員が駆け付けます。

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人が近づくと点灯、威嚇

センサーライト

不審者をライトで威嚇し、動画/静止画を記録

セコム・ホームカメラシステム

防犯砂利 (ぼうはんじゃり)

防犯用に家の外周へ敷く砂利のこと。
防犯砂利は、人が踏むと通常の砂利よりも大きな「ジャリジャリ」という音がします。
空き巣などの侵入者は、大きな音がして周囲に気づかれるのを嫌います。例えば、庭や玄関まわりに防犯砂利を敷いておけば、防犯対策として効果的です。

センシング

センサーを用いて物体の状態を検知したり計測したりすることですが、防犯では敷地内や建物の中に入ってきた不審者を検知することを言います。
オンライン・セキュリティシステムにとって、センシング技術は、とても重要です。なぜならシステムはセンサーが監視しているので、高度なセンシング技術がなければ、センサーが「人間の目」の代わりになることができないからです。そのため、セコムでは先進のセンシング技術を駆使して、さまざまなセンサーを開発しています。
暗闇でも侵入者の姿を画像で検知する画像センサーも登場しています。

スーパー防犯灯 (ぼうはんとう)

事件や事故などが発生した時に、緊急通報ボタンを押すと警察署と通話ができる防犯灯のこと。正式には「街頭緊急通報システム」と言い、道路や公園に設置されています。
スーパー防犯灯の使い方は、ひったくり痴漢などの被害にあった場合や、事件や事故を目撃した場合などに、緊急通報ボタンを押すと、赤色灯が点灯してブザーが鳴り、周囲に緊急事態が発生したことを知らせます。それと同時に、カメラが作動して通報者や現場の状況の映像が、警察署に送られます。
通報者はインターホンで警察署と話すことができ、警察官が現場へ急行するなどして、事件や事故の処理にあたります。スーパー防犯灯は、ひったくりなどの街頭犯罪の抑止に大きな効果を発揮し、犯人の検挙に役立ちます。