防犯・防災用語集

金庫 (きんこ)

現金や貴重品を保管する収納庫のこと。
金庫には、「防盗金庫」と「耐火金庫」があります。一般的に市販されている金庫の多くは耐火金庫で、火災から金庫の中のものを守る目的で作られています。防犯性能が高いように見えますが、強度が弱いので金庫をこじ開けたりする盗難には強くありません。それに対して、防盗金庫は防犯性能と耐火性能を併せ持った金庫です。
多額の現金や貴重品を自宅に保管するのはできるだけ避けた方がよいのですが、どうしても置かなければならない場合は、防盗金庫に保管するのがいいでしょう。

防盗金庫 (ぼうとうきんこ)

盗難から現金や貴重品を守る目的で作られた金庫のこと。
防盗金庫は、バールなどによるこじ開けやバーナーを使った溶断接にも耐える防盗性能を持ち、火災に強い耐火性能もあります。金庫ごと持ち去る手口に対しては、ベースボード (セコム独自) を使用したり、金庫本体と床をボルトで固定したりしておくことによって防ぎます。防盗金庫を利用すれば、金庫の中の現金や貴重品を、侵入窃盗から確実に守ることができます。防盗性能に関する等級は、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会が基準を設けており、耐溶断・耐工具 (TRTL) 15分、30分、60分、耐工具 (TL) 15分、30分、60分、耐工具 (TS) 15分に分類されています。セコムの防盗金庫は、ホームセキュリティをはじめとするオンライン・セキュリティシステムに接続すると、こじ開けなどの異常をコントロールセンターに通報します。

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耐火金庫 (たいかきんこ)

火災から現金や貴重品を守る目的で作られた金庫のこと。
一般的に市販される金庫の多くは、耐火金庫です。耐火金庫の頑丈そうな扉や本体は、火災の時に金庫の中のものが燃えるのを防ぐためで、防犯のためではありません。そのため、バールによるこじ開けなどに対抗する機能は、ほとんどありません。防犯を考えるのであれば、防犯性能と耐火性能を併せ持った防盗金庫にするのが、良いでしょう。耐火性能は、日本工業規格 (JIS S 1037) により、0.5時間、1時間、2時間、3時間、4時間の5種類に分類されます。

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パニックルーム

緊急避難用の部屋のこと。
犯罪が凶悪化している中で、ご家庭にいても押し込み強盗などに襲われる場合があります。そのような時に、ご家族が逃げ込めて、身の安全を確保することができるのが、パニックルームです。扉を強化扉に変えることで、寝室をパニックルームにすることも可能です。

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