防犯・防災用語集

犯罪白書 (はんざいはくしょ)

わが国の犯罪の現状を、広く国民に知らせるために、法務省が作成している白書のこと。1年に1回、発行されます。
犯罪白書は、犯罪の動向だけではなく、犯罪者の処遇の実情も報告し、国が再犯防止の対策を考える時の資料になるように、作成されています。また、犯罪被害者の実態などについても言及しており、日本の犯罪を知る上で重要な資料といえます。犯罪白書は、インターネットでも閲覧することができます。

消防白書 (しょうぼうはくしょ)

消防防災活動について、国民の認識と理解を深めてもらうために、消防庁が作成している白書のこと。1年に1回、発行されます。
消防白書では、火災をはじめとする各種災害の現況と課題、消防防災の組織と活動、国民保護への対応などについて、解説しています。消防白書は、インターネットでも閲覧することができます。

警察白書 (けいさつはくしょ)

わが国の警察活動の現状を、広く国民に理解してもらいために、警察庁が作成している白書のこと。1年に1回、発行されます。
警察白書を見ると、1年間にどのような犯罪が発生し、それに対して警察がどのような取り組みを行っているのかを知ることができます。そのほかに、暴力団などの組織犯罪対策や交通事故に対する取り組み、公安関係や災害対策なども出ています。図表や写真を多く用いて、分かりやすく説明されており、インターネットでも閲覧することができます。

防災白書 (ぼうさいはくしょ)

災害対策基本法に基づき、政府が国会に対して「防災に関して取った措置の概況」および「防災に関する計画」を報告するために、内閣府が作成している白書のこと。1年に1回、発行されます。
防災白書を見ると、わが国で1年間に発生した災害と、さまざまな災害に対する国の取り組みを、知ることができます。災害対策の取り組みの状況、防災に関してとった措置の概況、防災に関する計画などが示されており、インターネットでも閲覧することができます。

防犯意識調査 (ぼうはんいしきちょうさ)

住民の防犯意識を調査すること。
近年、犯罪のないまちづくりや安全な生活を実現するための基礎資料として、防犯意識調査を行う地方公共団体や企業が増えています。
犯罪に巻き込まれないようにするは、防犯意識を高めることが重要です。

治安に関する世論調査 (ちあんにかんするよろんちょうさ)

治安に対する国民の意識を把握し、今後の国の施策の参考とするために内閣府が行っている世論調査のこと。調査では、治安に関する意識、犯罪に対する不安、警察に対する要望などについて説明しています。