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女性を狙う犯罪の実態-統計データ

まずは、女性が狙われやすいポイントを知って、
危険を呼び込まないようにしましょう。

■女性が被害に遭いやすい犯罪

女性に対する罪種別被害状況

警察庁の統計によると、女性が被害者になる犯罪は年間46万件ほど発生しています(2009年)。

女性の犯罪被害の内訳を見てみると、最も多いのが窃盗、次いで詐欺、暴行、傷害、強制わいせつとなっています。窃盗の中でも特に、ひったくりは被害者の9割以上を女性が占めています。また、性犯罪(強姦・強制わいせつ・公然わいせつ)は毎年1万件近く発生していますが、それとは別に、各都道府県が定める迷惑防止条例違反として取り締まられることが多い痴漢や盗撮も日々発生しています。

■年齢層別、気をつけたいポイント

年齢層やライフスタイルによって狙われやすい点がありますので、特に注意が必要です。

若い女性(10歳代~30歳代)の場合
女性の被害件数を人口10万人当りでみると、20歳代が約1,500件と最も多く、次いで20歳未満、30歳代と続くことから(2009年警察庁調べ)、若い時期から防犯意識を高めておくことが非常に大切です。

性犯罪や誘拐は若い女性が狙われやすいので、通学・通勤時の防犯対策が必要です。もちろん、薄暗くなる夕方以降は犯罪が多くなる傾向がありますから、夜道を一人で歩くことは危険が高まります。

無防備で夜道を歩く若い女性を狙ったひったくりも多いので、人気のない道を歩いたり自転車に乗る際は注意が必要です。

また、携帯電話やパソコンを日常的に使うことから、サイバー犯罪の実情を知らないでいると、架空請求の被害や個人情報漏洩のトラブルに遭うこともあります。

中高年の女性(40歳代以上)の場合
統計的には、詐欺被害が60歳代以上の女性に多い傾向にあります。「私は大丈夫」と思っていても、振り込め詐欺や、還付金詐欺リフォーム詐欺など、巧妙な手口に騙されてしまうケースが多く報告されています。

この世代の女性は、体力的にも弱く、ハンドバッグに貴重品をまとめていることが多いので、ひったくりや置き引きの被害も多く発生しています。日常生活でも、旅行時にも身の回りの防犯に気を配りましょう。

■一人暮らしの女性は特に注意

イラスト

学生や社会人、高齢者の女性が一人暮らしをするケースが増えています。女性は男性に比べて抵抗力が弱いので、女性だけの世帯の場合は特に防犯対策を施すようにしましょう。

物件を選ぶ際は防犯性や、近所の環境を重視したいものです。さらに、玄関や郵便受けの表札や、ベランダに干した洗濯物、窓から見えるインテリアの様子から女性の一人暮らしと悟られないように気をつけましょう。

思わぬところから、女性の一人暮らしであることやライフスタイルを知られてしまうことで、空き巣だけでなく、在宅時にも侵入窃盗の被害にあったり、押し込み強盗に入られたりする危険もあります。ゴミを出す際などにも個人情報が漏れないように注意することが必要です。

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