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子どもの防犯対策
不審者に対する子どもの心構えとは
2016年3月31日
不審者をどう見極めるのか
セコムが運営している「子どもの安全ブログ」では、「親御さんがどのようなことを不安に思うか」について、アンケート調査を行ったことがあります。
その結果、お子さんの防犯に関して不安に感じていることとして、39%の方が「不審者に声を掛けられたこと」と回答しています。また、警察などが行っている犯罪情報メールサービスでは、「不審者情報」というコーナーがあり、地域に不審者が出たことを毎日のようにアナウンスしています。
どんな親でも、まず子どもに言うのは「知らない人についていったり、ものをもらったりしてはダメ」と伝えていると思います。しかし、この「意味」を正確に理解することが子どもにはなかなか難しいようです。
たとえば子どもにとって、いつも遊んでいる公園でよく見かけるおじさんは、顔を見たことがあるから「知っている人」という認識なのです。では、「知らない人」を子どもが区別するには、どんな教え方をすればよいのでしょう?
△不審者による声かけの手口とは?―セコム「子どもの安全ブログ」へ
■子どもが理解できる「知らない人」
子どもには子どもだけの世界があり、その中で人間関係ができあがっています。親としては子どもの人間関係を知っておくべきです。下記を参考に、しっかりとお子さんと話をしてみてください。
たとえば「いつも新作ゲームを貸してくれるお兄さん」や「いつも公園にいて、かわいい子犬と遊ばせてくれるおじさん」といった人物が子どもたちには存在しているかもしれません。
このような人たちは、子どもにとって常に優しく親切で、何度も会っているので、「知らない人」ではありません。もちろん、ほとんどの「お兄さん」や「おじさん」は、親切で子どもが好きなだけなのかもしれませんが、なかには犯罪者が子どもとの接点を得るために、こういう親切なそぶりをしていることが十分に考えられます。
「知らない人」を子どもに正しく理解させるためには、具体的な例を出して教えてあげることが大切です。
【「知らない人」とはたとえばこんな人】
・見たことがない人
・名前を知らない人
・住んでいるところを知らない人
・お父さんお母さんが知らない人
お子さんに話をするときには、「いつもあいさつする人でも、名前を知らなかったり、お父さん、お母さんが知らない人は"知らない人"ね。近所の人とあいさつをすることはとてもよいことよ。だけど、ついて行ったり、物をもらって食べたりしては絶対にいけません」と、さらに具体的な説明をしてあげると理解しやすいでしょう。
【こんな人も「知らない人」】
・いつも遊んでいる公園であいさつをする人で、名前や住んでいるところを知らない人
・よく近所で散歩をしている人で、名前を知らない人
・お母さんと行くスーパーで働いている人で、お母さんやお父さんが知らない人
このようなイメージで、お子さんに確認してください。
では、万一「知らない人」に連れてかれそうになったらどうすればよいのでしょうか?
△不審者による声かけの手口とは?―セコム「子どもの安全ブログ」へ
■「知らない人」に連れてかれそうになったら
●大声を出す
日ごろから練習をしておきましょう
●防犯ブザーを鳴らして逃げる
すぐに鳴らせる練習をしておきましょう
●安全な場所に、すばやく逃げ込む
交番、コンビニ、「子ども110番の家」など。ちゃんと「助けて!」と言えるように
●車で追われたら進行方向と逆に走って逃げる
車は急には走る方向を変えられません
続いて、「不審者」とはどのような風貌をしているか。説明したいと思います。
続きはこちら。
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△不審者による声かけの手口とは?―セコム「子どもの安全ブログ」へ

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