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報道資料 | 2023年5月17日 セコム株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は、米国の起業家Dean Drako氏が保有する世界的なクラウドセキュリティ企業で、北米を中心にSaaS事業を展開するEagle Eye Networks, Inc.(以下、Eagle Eye Networks社)及びBrivo, Inc.(以下、Brivo社)の第三者割当増資を引受けることに本日合意しました。
当社は、「セコムグループ2030年ビジョン」の実現に向け、2023年5月に「セコムグループ Road Map 2027」を策定し、変わり続ける社会においても、当社の「安全・安心」を継続してお客様にお届けすることを目指しています。海外市場における事業強化は、それに向けた重要施策の1つであり、世界最大の市場かつ新しい技術の先行者となるケースの多い米国市場については、特に高い優先度で投資の検討を進めています。
Eagle Eye Networks社とBrivo社は、セキュリティ市場に関わる成長領域であるVSaaS※1及びACaaS※2における米国の代表的な企業で、両社は今回の出資を受けて、AI分析機能の開発を強化し、グローバル事業の拡大を加速させます。
セコムは両社への出資を通じ、米国やその他の海外市場において、成長力のある新たな事業ポートフォリオの構築や、中長期的なシナジーの実現、グローバル事業の拡大を進めてまいります。さらに、両社とのグローバルな事業提携を通して、両社の有する先端テクノロジーや独自ソリューションを活用し、当社のサービスやシステムを進化させてまいります。
※1 | : | VSaaS(Video Surveillance as a Service) 監視カメラ映像を、クラウド上からアクセス・管理・解析するサービス |
※2 | : | ACaaS(Access Control as a Service) 物件のアクセスコントロール端末を、クラウド上から制御・管理するサービス |
<出資先の概要>
名称 | Eagle Eye Networks, Inc. | Brivo, Inc. |
---|---|---|
事業内容 | クラウドビデオ監視のグローバルリーダーとして人工知能(AI)と分析機能を備えた安全なクラウドベースのビデオ監視を提供 | 20年以上前にクラウドベースのアクセスコントロールの分野を確立し、現在も商業用不動産、集合住宅、大規模分散型企業にサービスを提供 |
所在地 | 米国テキサス州 | 米国メリーランド州 |
代表者 | Dean Drako (Founder & CEO) | Steve Van Till (Founder & CEO) |
設立年 | 2012年 | 1999年 |
<出資の概要>
Eagle Eye Networks, Inc. | Brivo, Inc. | |
取得方法 | 第三者割当増資 | 第三者割当増資 |
出資金額 | 192.5百万米ドル(2社への出資金額の合計) |
※ | 両社ともに当社から取締役を各1名選任することを予定しております。 |
※ | 本件が当社の連結業績及び財務状況に与える影響は軽微と見込まれます。 |
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏
TEL:03-5775-8210
E-mail:press@secom.co.jp