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報道資料 | 2020年11月9日 セコム株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、社長:橋 誠)とともに、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)が開催する「MCPC award 2020」において、5Gを活用した次世代スタジアム警備に関する取り組みで、ユーザー部門で「モバイルテクノロジー賞」を受賞するとともに、「グランプリ」および「総務大臣賞」に選ばれました。
「MCPC award」は、モバイルコンピューティングの導入により高度なシステムを構築し、顕著な成果を上げている企業や団体を表彰する日本で初めての試みとして2003年度から開催され、今年で18回目を迎えます。「ユーザー部門」と「サービス&ソリューション部門」の2部門で選考が行われ、「ユーザー部門」においてはモバイルテクノロジー賞、モバイルビジネス賞、モバイルパブリック賞、モバイル中小企業賞が表彰され、さらにその中から「グランプリ」および「総務大臣賞」が選ばれます。
このたび受賞した5Gを活用した次世代スタジアム警備は、昨年8月に東大阪市花園ラグビー場(以下 花園ラグビー場)において、KDDIとKDDI総合研究所、セコムが共同で実証実験を実施したものです。
KDDIのスマートドローン、セコムの自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」、および警備員に装備した各カメラからの4K映像を、5Gを経由してセコムの移動式モニタリング拠点「オンサイトセンター」へ伝送。広範囲なエリアを高精細な映像で確認するとともに、受信した4K映像を、AIを活用した人物の行動認識機能で解析し、異常を自動認識して管制員に通知することで、対象警備エリアにおける異常の早期発見や不審者の認識から捕捉など一連の警備対応が可能になることを実証しました。
今後も両社は、労働力人口の減少が進むと予測される中、より多くの人手が必要となるスタジアムでのイベント警備において、5GやAI、ドローン、ロボットなどのテクノロジーを活用した効率的かつ高品質な警備サービスを提供することで、「安全・安心」なイベント開催の実現を目指していきます。
本実証実験は、2019年8月16日に、花園ラグビー場において、以下のとおり実施しました。
<本実証実験のイメージ図>
<参考>
KDDIグループとセコム、国内初、5Gを活用したスタジアム警備の実証実験に成功(2019年8月19日リリース)
https://www.secom.co.jp/corporate/release/2019/nr_20190819.html
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏・金平
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