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報道資料 | 2019年07月18日 セコム株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は、6月28日(金)から29日(土)まで開催された「G20大阪サミット」の厳重警戒のため、自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」や新型の防犯カメラシステム「セコムIPカメラ」などのセキュリティシステムを大阪府警察本部に提供しました。
会場周辺の臨時ヘリポートの巡回警備を行った「セコムロボットX2」
今回セコムは、国内で開催した史上最大規模の国際会議となった「G20大阪サミット」において、自律走行して巡回警備を行う「セコムロボットX2」や新型の防犯カメラシステム「セコムIPカメラ」を大阪府警察本部に提供し、会場である「インテックス大阪」周辺の臨時ヘリポートエリアや警備用車両基地での警備に貢献しました。
また、大阪府警察本部が警備計画を立案する際の支援ツールとして、高精度な3次元立体地図によるセキュリティプランニングシステム「セコム3Dセキュリティプランニング」を提供したほか、上空から俯瞰監視する「セコム気球」による警備エリアの事前確認も実施しました。
今後も独自の技術力、開発力を活かしたセキュリティシステムにより、国際的なスポーツ競技大会や大規模イベントの「安全・安心」な運営に貢献していきます。
(1)自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボットX2」で巡回警備を実施
会場周辺の臨時ヘリポートエリアにおいて、自己位置を特定しながら敷地内の巡回ルートを自律走行し、搭載したカメラによりさまざまな場所の画像監視を実施。また今回、大日本印刷鰍ェ開発した遠方に矢印が表示できる照明装置をはじめて機体に導入し、夜間巡回時に周囲へ存在を示しながら警戒を行いました。
自律走行しながら侵入者を監視
(2)「防犯カメラ」と「レーザーセンサー」で監視
広域な敷地内の監視のため、防犯カメラシステム「セコムIPカメラ」や、レーザーセンサーを導入し、防犯カメラとレーザーセンサーを連動させて監視しました。これは、レーザーセンサーが異常を検知した際に、パンチルトズームカメラが自動的に異常検知したエリアの方向を向くことで、広域の監視を効率的に行うことができるシステムです。
防犯カメラ(左)とレーザーセンサー(右)を連動させて広域を監視
(3)「セコム気球」で警備エリア周辺の事前確認を実施 (実証実験)
6月6日(木)と7日(金)の2日間、「セコム気球」をヘリポートの上空に係留。高精細パンチルトズームカメラで、上空から周辺状況の事前確認を行いました。
「セコム気球」に搭載されたカメラで会場周辺を上空から監視
(4)「セコム3Dセキュリティプランニング」(警備計画の立案ツール)を提供
高精度な3次元立体地図によるセキュリティプランニングシステムを活用した警備計画の立案をサポート。このシステムは、2016年5月26日〜27日に開催された伊勢志摩サミットでも活用され、その有効性が実証されています。
高精度な3次元立体地図を活用して警備計画のサポート
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、中川
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E-mail:press@secom.co.jp