報道資料 | 2019年06月27日 セコム株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:尾関一郎)は、6月8日(土)から9日(日)まで開催された「G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合」で、防犯カメラの無線ネットワーク化や常駐警備員などによるセキュリティを提供しました。
会場周辺の警戒にあたる常駐警備員
世界的にテロ事件が頻発している昨今、各国要人が集結する国際会議や多くの観客が集まるスポーツイベントなどにおけるテロ対策の重要性はますます高まり、さらなるセキュリティ対策が喫緊の課題となっています。
セコムでは、これらの課題を解決するセキュリティ対策として、G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合推進協議会と協力し「G20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合」にセキュリティシステムを導入して各国要人や参加者の安全を見守り、「安全・安心」な会合の運営に貢献しました。
(1)防犯カメラの無線ネットワーク化と監視
会場周辺に設置されている防犯カメラを会期中、無線ネットワークに接続し、防犯カメラの映像を警備本部に送信、リアルタイムな監視を可能としました。
警備本部で緊急事案を確認した場合には、即座に、屋外にいる常駐警備員へ現場急行を指示する体制を構築しました。
無線ネットワーク化した防犯カメラの映像を警備本部でリアルタイムに監視
(2)常駐警備員がウェアラブルカメラを装着
巡回する常駐警備員が胸に装着したウェアラブルカメラの映像を、リアルタイムに警備本部へ送信して報告や情報共有を行うことができました。
警備本部では、実際の巡回、緊急時の状況を映像で把握できるため、より迅速で的確な対応が可能となりました。
常駐警備員がウェアラブルカメラ(右)を装着して巡回を実施
(3)搭乗型移動支援ロボットを使った公道の巡回警備
本会合の会場となったつくば市では、搭乗型移動支援ロボットの実証実験等を推進しています。 そこで、つくば市と連携し、市が所有する搭乗型移動支援ロボット「セグウェイ」に、ウェアラブルカメラを装着したセコムの常駐警備員が2名1組で乗り、会場周辺の公道を走行。高い機動力を活かし、会場周辺を素早く巡回しました。
さらに目線が高くなることで遠くまで監視でき、目立つことによる犯罪抑止効果も発揮しました。
機動力を活かして公道を巡回、犯罪抑止効果も発揮した
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、仁村
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