報道資料 | 2019年2月18日 セコム株式会社 セコムトラストシステムズ株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山泰男)のグループ会社でBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:林 慶司)は、富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区、社長:玉井光一)のサイバー攻撃に対するサービスを、当社サービスとパッケージ化した「セコムあんしんブラウザ-b(ビー)」を2月から発売します。
昨今、被害が増加している標的型サイバー攻撃への対策として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、情報システムにおける「入口対策(ウイルス対策ソフトなどによる不正侵入検知やネットワーク分離)」「出口対策(ファイアウォールなどによる外部通信の制限)」「内部対策(ファイル暗号化、ログ監視などによる対策)」をバランスよく行うことを推奨しています。
しかしながら、ウイルス対策ソフトが効かない新種ウイルスは日々作成されており、また、不正アクセスの兆候の検知には専門のスキルが必要とされていることから、一定のセキュリティ対策を施している企業においても、個人情報などの重要な情報の流出による大きな被害が発生しています。
今般、発売する「セコムあんしんブラウザ-b」は、「セコム・プレミアムネット・リモートブラウザ」による「インターネット分離機能(入口対策)」と、富士ゼロックスが提供する「beat/activeサービス」による「ホワイトリスト機能(出口対策)」を連携させたサービスで、より安全なインターネット環境の実現を可能にしました。この2つの機能をパッケージ化、さらには万一の情報漏えい時の保険まで付帯したサービスは国内初となります。
具体的には、お客様は社内のインターネット環境から分離されたセコムの「セキュアデータセンター」内の仮想ブラウザを経由してインターネットに接続するため、仮にウイルス感染の恐れがあるサイトにアクセスしたとしても、「セキュアデータセンター」でウイルスを食い止めることができ、社内への被害を防ぐことができます。
また、接続可能なサイトを事前に登録したホワイトリスト(安全な接続先)に限定するため、お客様の社内端末がメールやUSBメモリなどから侵入したウイルスに感染した場合でも、不正なサーバーとの通信をブロックすることができ、情報流出などを未然に防ぐことができます。
さらに、セコム損害保険鰍フ個人情報漏えい賠償責任保険を付帯しているため、万一、情報が漏えいした際には最大300万円の保険金が支払われます。
IT技術の進歩に伴い生活が便利になる一方、さまざまな課題やリスクが発生していますが、今後もセコムは、これまで積み重ねた経験・ノウハウをもとに、変わりゆく社会に、変わらぬ安心を提供していきます。
①「セコム・プレミアムネット・リモートブラウザ」によるインターネット分離機能
インターネットに接続する際は、セコムの「セキュアデータセンター」にあるクラウド型の仮想ブラウザ(セコムあんしんブラウザ)を経由して接続するため、ウイルス感染やサイバー攻撃による被害がお客様のパソコンに及びません。また、ファイルのアップロード・ダウンロード時には、セコムが全てのファイルを検査し、安全性を確認するので安心です。
② 富士ゼロックス「beat/activeサービス」によるホワイトリスト方式でのインターネット接続
安全なサイトに限定して通信を許可するホワイトリスト方式でインターネットに接続するため、新種のウイルスなどに感染した場合でも、不正なサーバーに接続しないので、情報流出などの被害を未然に防ぐことができます。
③ 個人情報漏えい賠償責任保険(支払限度額300万円)
万一、個人情報などの重要情報が漏洩した際の保険として、セコムグループで保険事業を担うセコム損害保険鰍ェ提供する個人情報漏えい賠償責任保険が付帯しています。
【初期】 380,000円(税別)/ 【月額】 45,100円(税別)
[内訳]
-「セコム・プレミアムネット・リモートブラウザ」
【初期】200,000円(税別)/ 【月額】27,500円(税別)
-beatホワイトリスト設定作業(ライト)
【初期】120,000円(税別)
-「beat/activeサービス」
【初期】60,000円(税別) / 【月額】17,600円(税別)
・「セコム・プレミアムネット・リモートブラウザ」
セコムの仮想ブラウザを経由して、画面転送方式でインターネット環境をご利用いただくため、ウイルスによる被害がお客様に及ぶことがなく、お客様の社内環境を安全に保つことができます。また、インターネット上で取得したファイルは、専用のファイル授受環境でセコムが培ったノウハウによる検査(自動、手動)を行い、不正なファイルの持ち込みを制限します。
https://www.secomtrust.net/service/cybersecurity/rb.html
・「beat/activeサービス」
ファイアフォール機能で外部からの不正アクセスを防止したり、不正侵入防止システム(IPS)による不正な通信の遮断、業務上不要なサイトへのアクセスの制限など、インターネットの出入口で一元的にセキュリティ対策を行うため、ウイルスなどのさまざまな脅威からネットワーク全体を保護します。
http://www.net-beat.com/service/active/
報道関係者の皆様からのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、中川 TEL:03-5775-8210
お客様からのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコムトラストシステムズ株式会社 マーケティング推進担当 TEL:03-5931-5200