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報道資料 2018年3月28日
セコム株式会社
株式会社パスコ

日本初、発進から飛行、帰還・充電までを完全自律で行う
自律型飛行監視ロボット「セコムドローン」による
「シカ食害対策」の実証実験を開始

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山泰男)とグループ会社で地理情報サービス事業を行う株式会社パスコ(本社:東京都目黒区、社長:古川顕一)は、社会問題となっている野生鳥獣による農作物被害を減少させるために、民間防犯用の自律型飛行監視ロボット「セコムドローン」を活用した日本初となるシカ食害対策の実証実験を4月より開始します。

2016年度の野生鳥獣による農作物被害は約172億円(※1)にのぼり、その範囲は山間地域,中山間地域に留まらず都市部にまで及んでいます。その中でもシカによる被害は約56億円と高額で、柵を飛び越えたり、なぎ倒したりして田畑に侵入するため対策が難しく、全国的に深刻な農作物被害を与えています。

そこでセコムでは、防犯用として提供してきた「セコムドローン」の「侵入監視サービス」で培った技術を応用し、京都府農林水産技術センター農林センター協力のもと、京都府南丹市日吉町にある「STIHLの森 京都(府民の森ひよし)」において、シカによる食害対策の予備実験を2017年に行いました。(※2)

予備実験では、監視区域内に侵入したシカをレーザーセンサーで検知し、その位置に向けて自動的に発進した完全自律飛行する「セコムドローン」が、シカを追跡して追い払うことができるかどうかを検証。一定の成果を確認できたことから、起伏のある広範囲の監視区域を設定し、パスコの3次元地図データを活用してさらに実用性を高めるための実証実験を行い、サービス実現を目指すこととしました。

【予備実験:セコムドローン(の箇所)の接近と追跡により、監視区域から逃げるシカ】

監視区域から逃げるシカのイメージ

監視区域から逃げるシカのイメージ

監視区域から逃げるシカのイメージ

これからもセコムは、「安全・安心・快適・便利」な社会の実現に向け、セコムグループの技術力を結集した画期的なサービスにより、社会課題の解決を図ります。

※1: 農林水産省「全国の野生鳥獣による農作物被害状況 (平成28年度)」より
(2018年1月18日発表)
※2: 予備実験は、2017年11月~12月に、延べ10日間行いました。
なお、予備実験の成果について、2018年3月25日~27日に開催された「第62回日本応用動物昆虫学会大会(鹿児島大学郡元キャンパス)」で、「ドローンを用いたシカの撃退」として「京都府農林水産技術センター農林センター」より発表が行われました。

【京都府南丹市日吉町「STIHLの森 京都(府民の森ひよし)」の予備実験エリア】

京都府南丹市日吉町「STIHLの森 京都(府民の森ひよし)」の予備実験エリアのイメージ

航空写真提供:京都府自治体情報化推進協議会

参考

セコムドローン

セコムが長年培ってきた画像技術やセンシング技術、そして防犯・飛行ロボット技術を駆使し、独自のコンセプト、ノウハウで開発した世界初の自律型飛行監視ロボット。

「セコムドローン」よる「侵入監視サービス」は、ご契約先の敷地内に侵入者・侵入車両が入ると、自律飛行する「セコムドローン」が対象の車や人に上空から接近し、車のナンバーや車種、ボディカラー、人の顔や身なりなどを撮影。セコムのコントロールセンターに画像を送信することで、不審車(者)の追跡・確保に役立てるサービスです。

本実験には「侵入監視サービス」で培った技術を応用しています。

自律型飛行監視ロボット「セコムドローン」のイメージ

自律型飛行監視ロボット「セコムドローン」

株式会社パスコ

セコムグループの地理情報サービス事業を担い、航空測量とGIS(地理情報システム)分野で最大手のパスコ(東証一部上場)は、人工衛星から飛行機、ヘリコプター、ドローン、車両などのあらゆる手法を使った測量・計測技術で地球上を高精度に把握する技術(空間情報技術)に定評があります。

また、収集した空間情報を加工・処理・解析を施し、行政機関や民間企業、諸外国などの様々な分野の解題解決に空間情報技術で応えており、2016年8月にセコムが開発した「セコム3Dセキュリティプランニング」においても、パスコの3次元技術が活用されています。

URL:http://www.pasco.co.jp/

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本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、金平 TEL:03-5775-8210

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