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報道資料 2018年3月27日
セコム株式会社
セコムトラストシステムズ株式会社

「リアルタイム災害情報サービス」にAIを導入し効率化
SNSから「火災情報」を高精度に抽出、人による情報精査業務を10分の1に削減

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山泰男)のグループ会社でBPO・ICT事業を担うセコムトラストシステムズ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:林 慶司)は、AIベンチャーの株式会社レトリバ(本社:東京都千代田区、社長:河原一哉 以下、レトリバ)およびBPOサービスを提供するりらいあコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中込 純 以下、りらいあ)と、SNSに投稿される大量の火災情報から有用情報のみを高精度に抽出するAI(人工知能)を共同開発し、4月1日から「リアルタイム災害情報サービス」に導入します。

AI導入後の「リアルタイム災害情報サービス」のサービスイメージ

AI導入後の「リアルタイム災害情報サービス」のサービスイメージ

セコムは、グループが持つ独自情報、さらにSNSや公的機関による情報を集約し、災害発生時に確度の高い有効な情報をタイムリーに配信する「リアルタイム災害情報サービス」を2013年から提供しています。

「リアルタイム災害情報サービス」では、SNSツイッターの膨大なデータから独自のアルゴリズムを用いて災害だと想定される情報を抽出し、オペレーターが信ぴょう性を確認した上で、情報を配信しています。

今般、機械学習を用いたソフトウェアの開発技術を持つレトリバと、AIの評価ノウハウを有するりらいあとともに、ツイッターの膨大なデータから火災情報を高精度に抽出するAIを開発し、「リアルタイム災害情報サービス」の情報抽出プロセスに組み込むことで、精度向上と効率化を実現し、オペレーターによる情報精査業務を約10分の1に削減することに成功しました。

セコムは、今後もこれまでに培ってきたノウハウと先端技術を融合し、生産性の向上および、さらなるサービスの充実を実現し、きめ細やかで切れ目のない「安全・安心」を社会に提供していきます。

「リアルタイム災害情報サービス」の概要

「リアルタイム災害情報サービス」では、公的機関などの一般災害情報とセコムグループ独自の情報源を利用して「セコムあんしん情報センター」で独自に収集・解析。災害発生時は、必要に応じてセコムグループの業務・顧客基盤から取得した情報も組み合わせて解析し、利用者に避難情報や企業向けには社員の安否確認や非常呼集などBCP(事業継続計画)情報を提供します。

※詳細についてはHPをご確認ください。
https://www.secom.co.jp/business/realtime.html

問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、中川 TEL:03-5775-8210

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