| 報道資料 | 2017年9月8日 セコム株式会社 |
セコム株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：中山泰男）の台湾にあるグループ会社、中興保全股份有限公司（本社：台湾・台北、社長：小野寺 博史、以下、中興保全）は、９月10日(日)から13日(水)まで開催される2017年 世界情報技術産業会議（以下、WCIT 2017）のパラレルイベントとして、TAFイノベーションベース内に設けたショールームで「セコムドローン」のデモンストレーション飛行を実施します。
WCITとは「世界情報技術産業会議（World Congress on Information Technology）」の略称で、IT産業の応用と発展の促進を目的とする国際会議です。展示会などのイベントで情報通信の傾向や先端技術を紹介するほかICT政策検討の場にもなっています。
TAFイノベーションベースは、歴史的建造物でもある空軍総司令部の跡地を、若者世代がIT技術を活用したシステムや催しが体験できる場所としてリノベーションしたもので、複数の企業が研究開発成果を展示しています。
中興保全はTAFイノベーションベース内にショールームを開設し、各種の先進的なサービスを紹介しています。さらに、中興保全はオンライン・セキュリティシステムから出入管理システム、画像監視システムなど複数のサービスによりTAFイノベーションベース全体のセキュリティも担っています。
2015年にサービスを開始した「セコムドローン」は、契約先の敷地内に車や人が侵入すると自律飛行で対象に接近し、最適な方向からナンバープレートなどの画像を撮影。画像をセコムのコントロールセンターに送信し、不審車(者)の追跡・確保に役立てるサービスです。
さらに2017年４月には、「セコムドローン」が事前に設定した経路で敷地内を自律飛行する「巡回監視サービス」の実証実験を実施。人的な巡回の負担を軽減しつつ、死角が少ない上空からの撮影でより高度なセキュリティが提供できます。
今般、中興保全はセコムと協力し、TAFイノベーションベースで「セコムドローン」の海外初となるデモンストレーション飛行を実施します。
セコムは「セコムグループ2030年ビジョン」で掲げる「あんしんプラットフォーム構想」において、海外においても、高まる安心ニーズに対して日本で培ったノウハウを生かした「ANSHINプラットフォーム」を展開し、「セコムブランド」の一層の浸透を目指しています。
今回のWCIT 2017開催に伴う台湾での「セコムドローン」デモ実施も「ANSHINプラットフォーム」の実現に向け、WCIT 2017視察者にセコムの技術力に触れていただく機会と考えています。
今後も日本に限らず世界のさまざまな課題解決のために、セコムグループは総力を結集し、一丸となって取り組んでまいります。
自律型小型飛行監視ロボット「セコムドローン」
TAFイノベーションベースに設立した中興保全のショールーム
TAFイノベーションベースでの「セコムドローン」デモンストレーション飛行の様子
中興保全股份有限公司（本社所在地：台北）
1978年にセコム初の海外現地法人として設立。セキュリティ事業では台湾のトップ企業であり、日本と同様にホームセキュリティから大型施設システムまで幅広いセキュリティサービスを提供しています。1993年に台湾株式市場に上場しました。
No.177,Section 1,Jianguo South Road,Da`an District,Taipei City,Taiwan 106
警備エリア内に不審者の侵入があった場合にドローンポートから「セコムドローン」が飛び立ち、自律飛行しながら侵入者を追跡して状況を確認し、その後ドローンポートに帰還するデモンストレーションです。
あらかじめ定められたルートに従い「セコムドローン」が自律飛行し、異常の有無を撮影、巡回完了後にドローンポートに帰還するデモンストレーションです。
本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 井踏、竹内 TEL：03-5775-8210
