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報道資料 2016年6月29日
セコム株式会社

5月9日・10日、三重県志摩市で
「G7伊勢志摩サミット」警戒のため「セコム飛行船」で上空から監視

三重警察本部と連携し、国際会議で初運用

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山泰男)は、5月9日(月)・10日(火)の2日間、「G7伊勢志摩サミット」(開催日:5月26日・27日)の厳重警戒のため、セコムの最新セキュリティサービスである「セコム飛行船」での上空からの画像を提供いたしました。

「セコム飛行船」は、2014年12月に試作機の完成を報道発表し、その後、本年2月28日に開催された「東京マラソン2016」という国際的なスポーツ競技大会において、民間防犯用の飛行船として初めて実用化されました。そして今回、「G7伊勢志摩サミット」の厳重警戒にあたり、初めて国際会議の周辺の上空からの画像監視に活用されました。

今回の5月9日(月)・10日(火)の2日間の画像監視では、5月の連休明け後に警備を強化するにあたり、三重県志摩市阿児町の神明漁港で、上空約70mまで係留型の「セコム飛行船」を上昇・飛行させ、搭載した複数台のパンチルトズームカメラを地上からの操作で動画撮影し、地上の警備本部のモニターで不審者・不審船などの監視を行いました。

なお、「セコム飛行船」は、全長約20m、直径5.6m、地上から電源供給と通信機能を有したケーブルで係留しながら無人飛行を行います。用途によりパンチルトズームカメラや広角カメラ、サーチライトなどが搭載できます。飛行船はヘリウムを注入し最大約100mまで上昇できる機能を持っています。

今回の「G7伊勢志摩サミット」の会場周辺での「セコム飛行船」の画像監視により、初の国際会議での運用となりました。すでに警察庁から「G7伊勢志摩サミット」ではテロ事件などの警備上のトラブルはなかったと発表されていますが、今回の「G7伊勢志摩サミット」の安全開催に微力ながらお役にたてたものと考えております。今回の実績を踏まえ、今後、2020年に向け、国内でますます増加する国際会議や国際的なスポーツ競技大会、大規模なイベントなどで、さらなる機能の向上とともに、一層お役に立てるように努めてまいります。



「G7伊勢志摩サミット」で警戒にあたった「セコム飛行船」

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本件に関するお問い合せは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 安田 TEL:03-5775-8210

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