報道資料 | 2016年5月19日 セコム株式会社 |
セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:中山 泰男)は、5月15日(日)から17日(火)まで開催された「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」で「セコム気球」や「セコム・ドローン検知システム」などの最新セキュリティシステムを導入しました。
世界的にテロ事件が頻発している昨今、各国要人が集結する国際会議や多くの観客が集まるスポーツイベントなどにおけるさらなるセキュリティ対策が喫緊の課題となっています。セコムでは、これらの課題を解決するセキュリティ対策として、つくば市と協力し「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」に、最新のセキュリティシステムを導入し、各国要人や参加者の安全を見守り、「安全・安心」な会合の運営に貢献しました。
「セコム気球」が初の実運用開始となり、「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」の会場上空に係留。「セコム気球」に搭載されたパンチルトズームカメラで上空から警戒にあたりました。
「セコム気球」に搭載されたパンチルトズームカメラで会場周辺を警戒
監視エリア内に侵入したドローンをレーダーが自動的に検知。同時に、3D指向性マイクがレーダーで検知した方向の音を集音するとともに、レーダーに連動した近赤外照明付高速パンチルトズームカメラが飛行物体を自動で追跡し、ライブ映像を監視卓に表示します。
会議場の周辺エリアに設置し、不審なドローンの早期発見・対処を支援しました。
不審なドローンを早期発見できる体制を支援
会場周辺の監視カメラを無線ネットワークで接続し、リアルタイムの映像を警備本部に送信。異常を発見した場合は屋外を巡回している常駐警備員が現場に急行し、適切な対応を可能にする監視体制を構築しました。
監視カメラをネットワーク化し集中監視
巡回警備員が胸にウェアラブルカメラを装備することで、重要場面のライブ映像を送信し警備本部への報告や情報共有を行うことができます。警備本部は、実際の現場の状況を映像で把握できるため、より迅速で的確な対応が可能となります。
「ウェアラブルカメラ」を装着し、リアルタイム映像を警備本部に送信
「ウェアラブルカメラ」を装着した巡回警備員が4名1組で搭乗型移動支援ロボット「セグウェイ」に乗り、会場周辺の公道を走行。機動力を生かし、広範囲を素早く巡回しました。また、搭乗することで視点が高くなり、遠くまで監視できるとともに、目立つことによる抑止効果も発揮しました。
公道を巡回し、周辺の監視を実施
本件に関するお問い合せは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 竹内 TEL:03-5775-8210