報道資料 2015年10月27日
セコム株式会社
セコムトラストシステムズ株式会社

ネットバンキングの安全対策
京葉銀行様が「セコム・プレミアムネット®」を採用
ワンタイムパスワードとの併用でセキュリティ強化

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:伊藤 博)と、情報通信グループ会社のセコムトラストシステムズ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:泉田達也)がサービスを提供している、インターネットバンキングの不正送金対策「セコム・プレミアムネット®」が、株式会社京葉銀行(本社:千葉県千葉市、頭取:小島信夫)様に採用され、国内で初めて、ワンタイムパスワード(ハードウェアトークン)との併用でセキュリティ強化運用が開始されることになりました。

警察庁の発表では、2015年上期のインターネットバンキング不正送金の被害件数は754件、被害総額は約15億4400万円となり、昨年下半期にやや減少していた被害が再び増加に転じています。これらの被害の中には、ウイルス対策ソフトが効かない新種のウイルスによる、「フィッシング」、「通信内容の書き換え」、「利用パソコンの遠隔操作」等の巧妙な手口によるものも発生しており、従来の対策であるワンタイムパスワードや電子証明書、インターネットバンキング専用のウイルス対策ソフトなどでも完全に防ぐことが難しく、さらなる対策強化が必要となっています。

「セコム・プレミアムネット®」は、インターネットバンキング用の上書きできない専用端末(USB)を使用することで、パソコンがウイルスに感染していても安全に取引できるサービスです。さらに、法人向けサービスでは、万一、この専用端末を使って、不正送金の被害に遭った場合、規定の条件に基づき保険金が支払われます。

このたび、京葉銀行様の法人版インターネットバンキング〈アルファビジネスダイレクト〉において「セコム・プレミアムネット®」が採用され、2016年2月(予定)より提供開始されることとなりました。京葉銀行様は、現在提供しているワンタイムパスワード(ハードウェアトークン)による認証強化に加え、「セコム・プレミアムネット®」によるウイルス対策と接続先規制(ホワイトリスト方式)を提供することで、インターネットバンキングの安全対策をさらに強化いたします。このワンタイムパスワード(ハードウェアトークン)と「セコム・プレミアムネット®」の併用は、国内初の画期的な取り組みとなります。

セコムはこれからも、不正送金被害の根絶と、「安全・安心」で「快適・便利」な社会の実現に向け、取り組んでまいります。

■「セコム・プレミアムネット®」の特長

セコムが開発したネットバンキング専用端末(USB)を、お使いのパソコンに接続して使うことで、常に安全な環境でネットバンキングを行うことができます。

専用端末(USB)を使ってネットバンキングをする際には、お使いのパソコンのハードディスクを使用しません。万一、お使いのパソコンがコンピューターウイルスに感染していても、専用端末はその影響を受けないため、「安全・安心」にネットバンキングをご利用いただけます。
通信は「接続規制された経路」と「暗号化」により、ネットバンキングにアクセスするために必要なIDやパスワードを盗むフィッシング詐欺や攻撃者による通信の盗聴などを防ぐことができます。
法人契約の場合、万一、専用端末を使って不正送金の被害に遭った場合には、規定の条件に基づき、セコムが盗難保険契約を締結している保険会社より保険金が支払われます。
24時間365日の有人オペレーション体制によるサポートで、「安全・安心」にご自身が利用するインターネットバンキングのウェブサイトにアクセスすることができます。合わせて、操作方法のご案内や専用端末紛失のお届け等、24時間365日いつでもお客様からのお問い合わせに対応いたします。

■「セコム・プレミアムネット®」のサービスイメージ図

法人契約の場合、専用端末(USB)を使うことにより、契約している金融機関のネットバンキングのサイトに安全にアクセスすることができます。

「セコム・プレミアムネット®」のサービスイメージ図

■「セコム・プレミアムネット®」のご案内サイト

https://www.secomtrust.net/service/premiumnet/

<「セコム・プレミアムネット®」に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。>
セコムトラストシステムズ株式会社 マーケティング推進担当
TEL:03-5775-8641
E-mail: sts-info5@secom.co.jp

■問い合わせ先

本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
セコム株式会社 コーポレート広報部 安田、竹内 TEL:03-5775-8210
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