報道資料 | 2015年8月5日
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セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:伊藤 博)は、新しい指静脈を使った認証システム「セサモIDf(アイ・ディー・エフ)」を8月から発売することとなりました。
セコムの生体認証システムは、1988年に日本初の指紋照合システム「セサモID」を発売して以来、オンライン・セキュリティシステムとの連動や認証精度の向上、2006年には手のひらの静脈で認証する「セサモIDj」を発売し、進化を重ねてきました。
近年、企業やデータセンターでは機密情報の管理の徹底が必須であり、確実な入退室管理と本人確認のニーズが高まりを見せています。現在は、ICカードやICタグの普及により、複製や偽造による詐称の問題は大幅に減少しましたが、重要な区画の入退室における資格の確認・記録は不可欠なものとなっています。
また、来年1月よりマイナンバー制度がスタートすることにより、マイナンバーを扱う区画については、さらに厳格な入退室管理が求められています。
合わせて、家庭においても鍵を持たずに生体認証での入退室管理のニーズが高まっています。
「セサモIDf」は、従来の生体認証装置に比べ小型となっており、機器自体が防水となっているため、屋外ボックスなどが必要なく屋内外問わず、さまざまな場所に設置が可能。カードリーダー内蔵によりカードと静脈認証によるハイグレードな入退室管理が可能となります。
また、カラー液晶タッチパネル採用により、操作性とデザイン性も向上しております。
さらに、セコムのセキュリティシステムとの連携はもちろん、出退勤管理にも対応しており、インターネットを利用して「セコムあんしん勤怠管理サービス」との連携も可能となります。
セコムは、これまでに培ってきた技術やノウハウを活用し、今後もハイレベルなセキュリティを実現する生体認証システムの提供に努めていきます。
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最大登録人数が6000人(12000指)可能 1人につき両指の登録ができるので、万一ケガをしたときでも認証が可能です。 |
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セキュリティレベルに合わせて認証方式が選択可能 ①静脈のみの認証 ②グループナンバーまたはIDナンバー+静脈による認証 ③ICカード+静脈による認証 ④異なる2名による照合での認証 |
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機器単体が小型で防水機能を持ち屋外設置が可能 機器単体で防水機能を有しているので、屋外設置が可能であることはもちろん、小型化によりあらゆる場所への設置が可能です。 |
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セコムのセキュリティシステムや出退勤管理との連携が可能 セコムのセキュリティシステムのセット・解除操作はもちろんのこと、出退勤管理も可能です。インターネット経由で「セコムあんしん勤怠管理サービス」(別契約)の利用も可能です。 |
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Webブラウザを使ってパソコンで最大64台の「セサモIDf」を管理 パソコンを利用して「セサモIDf」の個人情報の登録、履歴表示などへの対応。ネットワークを使用して遠隔地からパソコンを使って管理できます。 |