報道資料 2014年8月11日
セコム株式会社

画像記録管理から異常監視まですべてセコムが行う
「セコム画像アーカイブサービス」を発売
次世代型防犯カメラ「セコムNVRシステム」で取得した記録画像を
セコムの「セキュアデータセンター」に遠隔保管

セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:伊藤 博)は、画期的な次世代型防犯カメラ「セコムNVRシステム」を5月に発売。さらに「NVRシステム」で取得した画像データを、セコムのデータセンターでお預かりし、画像記録管理から異常監視までをすべてセコムが対応する「セコム画像アーカイブサービス」の提供を開始します。

近年、企業内にある重要物の管理や食品会社での毒物混入事件の影響を受け、工場の製造ラインなどの監視ニーズが高まっています。また、店舗や事務所といったプライベート空間だけでなく、商店街など公共の場における防犯カメラの設置が進み、その重要度が増しています。加えて、個人情報や機密情報の漏えいなどが社会問題化し、企業の内部統制の強化に注目が集まるとともに、遠隔監視を目的とした需要が伸びています。こうした社会動向の変化により、多様化したお客様の防犯ニーズに応えるべく誕生したのがこのサービスです。

「セコム画像アーカイブサービス」は、次世代型防犯カメラ「セコムNVRシステム」に記録された画像データを、セコムの情報通信事業を提供するグループ会社、セコムトラストシステムズ(株)(本社:東京都渋谷区、社長:泉田達也)が運営する「セキュアデータセンター」で遠隔保管します。「セキュアデータセンター」は国内最高水準のセキュリティと堅牢な設備を備え、24時間365日の監視体制を持ったデータセンターです。従来は、お客様管理であった記録設定・画像データ管理・HDD交換などをすべてセコムが行うことで、設置先に画像記録装置を置く必要がなくなります。それにより、侵入者などによる記録装置への不正な画策や破壊、盗難の心配がなくなり、データ消失を防ぐことができます。また、監視先の省スペース・省エネにも寄与します。

セコムは、防犯カメラシステムのニーズの高まりと通信インフラの変化を先読みし、独自に構築したフィジカルセキュリティと情報セキュリティのノウハウを駆使し、拡張性に優れた防犯カメラシステムを提供することで、お客様のあらゆるニーズにお応えしていきます。

*「セコムNVRシステム」の「NVR」はNetwork Video Recorderの略です。

【「セコム画像アーカイブサービス」のイメージ】

図:「セコム画像アーカイブサービス」の特長

■「セコム画像アーカイブサービス」の特長

(1) 厳格な画像記録管理と省力化を両立
画像データをセコムの「セキュアデータセンター」にお預けいただくことで、厳格な画像記録管理が可能に。また、セコムで一括して記録設定・画像データ管理を行うことで、監視対象拠点で画像記録をする時に発生しがちな、記録操作忘れやハードディスクドライブ(HDD)の障害による記録停止の防止と省力化を実現。
(2) 記録装置の設置が不要で省スペース化も実現
従来はカメラ1台でも必要だった記録装置(レコーダー)の設置が不要となるので、監視対象拠点には必要最低限の機器だけを設置し、省スペース化を実現。「防犯カメラは導入したいけど、スペースがない」などの理由で導入をあきらめていたお客様へのニーズ対応も可能。お客様による作業が軽減するので、コスト削減へも寄与。
(3) 故障・障害時にあんしん通知
監視対象拠点の機器や回線障害発生時は、セコムからお客様指定連絡先へ連絡を入れることで画像記録の早期復旧が可能。別途オンライン・セキュリティシステムの契約があれば、レンズを覆い隠すなどのカメラの画策行為をセコムで監視を行うサービスも提供可能。
(4) 安心・便利なパッケージサービス
サービスの提供に必要なカメラなどを含めたオールレンタル(画像アーカイブ機能レンタル+機器ハードレンタル)での提供を基本とし、故障時の機器交換費用やお問い合わせ対応費用も含んだ安心のフルパッケージサービスで提供。


<本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。>
セコム株式会社 コーポレート広報部 小谷 TEL:03-5775-8210



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