報道資料 | 2013年2月12日
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セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:前田修司)とセコムの情報系グループ会社のセコムトラストシステムズ株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:伊藤 博)は、企業の継続的な事業・サービス提供を脅かすリスクが多様化し、危機意識が高まっていることを踏まえ、緊急事態発生時に最適な人員配置で初動対応をトータルに支援する「セコム非常呼集サービス」の販売を開始します。
昨今、発生が懸念されている首都直下型地震や南海トラフ地震などの大規模自然災害に加え、サプライチェーンのグローバル化、機密情報を狙うサイバー攻撃など、事業停止のリスクが多様化・複雑化しています。そのため、緊急事態発生時における安否確認や早期復旧の仕組みを構築することは、規模を問わずあらゆる企業の重要課題となっています。
セコムは2004年9月から、大規模災害発生時に社員・家族の安否状況を把握できる「セコム安否確認サービス」を提供しています。以来、お客様の声を反映させて機能の充実を重ね、2012年12月現在、4,100社380万人にご利用をいただいている、国内最大規模の危機管理サービスにまで成長しました。
このたび新たに開発した「セコム非常呼集サービス」は、「セコム安否確認サービス」ご利用の一部のお客様からの『社員の安否確認がとれた後の初動対応に必要』というご要望に応えたサービスで、緊急事態の内容に応じて、最適社員の選別および対応指示、さらに現地状況のリアルタイムな把握と情報の共有化が可能です。
「セコム非常呼集サービス」はセコムが自社運営する「セキュアデータセンター」を情報基盤とするクラウド型のサービスなので、インターネットに接続できる環境があれば場所を問わず、すぐにどこからでも利用することができます。
昨年9月に株式会社アット東京(本社:東京都千代田区、社長:中村 晃)がグループ入りし、セコムは国内最大級のデータセンター事業会社となりました。大きく強化された情報基盤を活かし、お客様の事業継続を支えるサービスの創出を行い「安全・安心」、そして「快適・便利」な社会の構築を目指してまいります。
緊急事態や重大事故が発生した際に、適材適所の要員の配置を可能にします。
(1) | 緊急事態の内容に応じて、必要な社員をリストアップ 社員の資格・保有能力や自宅住所、通勤経路など事前登録された情報と、緊急事態の種類・安否確認の応答結果・位置情報などを組み合わせ、対応可能な社員をリストアップすることが可能です。 | |
(2) | 最適な社員の配置 リストアップされた社員の中から状況に応じて最適な社員を選び、複数の現場への対応指示をすることが可能です。 | |
(3) | 到着確認と現地状況の把握 状況が時々刻々と変化する緊急事態においては、対応指示通りに迅速な行動がとれるとは限りません。 「セコム非常呼集サービス」は、対応指示発令後の複数現場への到着時刻、現地状況等を集計してリアルタイムで把握する機能を提供します。 | |
(4) | 現場対応の追加指示 それぞれの現場から報告される被災状況に応じて、社員の追加呼集や現場の社員への追加指示を出すことができます。 | |
(5) | 現地状況の集計と情報の社内共有機能 お客様ごとの報告シートをご用意し、店舗や重要施設の詳細な情報収集を実現します。関係者全員が一元的に情報を共有するための「災害情報共有サイト」もご提供します。 |
初期加入料金 : | 315,000円(税込)〜 |
月額基本料金 : | 84,000円(税込)〜 |
月額従量料金 : | 1利用者あたり20円 1事業所あたり30円 |