報道資料 2012年8月31日
セコム株式会社

9月は「みんなの安全・安心月間」
創立50周年にあたり、防犯・防災啓発活動を実施
TOKYO FMとタイアップし身近な「安全・安心」の重要性を広く訴求


■「日本人の不安に関する意識調査」の実施:7割以上が最近不安を感じている結果に
■「防犯の日」イベントの実施:2012年9月17日(月・祝)
  (TOKYO FMとのコラボイベント「シンクロのシティ」公開収録)

本年創立50周年を迎えたセコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:前田修司)は、「安全・安心」にまつわる記念日(9月1日「防災の日」、9月9日「救急の日」、9月17日「敬老の日」、今年4月にセコムが日本記念日協会に申請し、制定した毎月18日「防犯の日」)が多くある9月1日から9月30日を「みんなの安全・安心月間」とし、防犯・防災に関するさまざまな啓発活動を展開してまいります。

この「みんなの安全・安心月間」を前に、20代〜60代以上の男女(各年代男性50名、女性50名の計500名)を対象に、現在の不安感や防犯・防災意識に関する意識・実態調査を実施いたしました。本調査結果からは、最近「不安」を感じている人が7割以上に達し、特に世代・性別では20代女性が9割と最も不安を感じていることが判明し、不安感の実状が明らかになりました。一方で、不安感は高いものの、防犯・防災対策を講じていない人は約7割にも達することが判明し、意識と行動には大きな隔たりがあることも浮き彫りとなりました。

そこで、創立50周年を迎えた今年、こうした調査結果を踏まえ、いっそう防犯・防災の意識を高めるとともに対策をしていただきたいと考え、TOKYO FM(株式会社エフエム東京 本社:東京都千代田区、社長:冨木田道臣) とタイアップし、「安全・安心」に関するイベントの実施やJR原宿駅(竹下口)での駅貼りポスターによる防犯意識向上の啓発、JR渋谷駅のハチ公前広場に展示されている通称「青ガエル」の車内でのポスター掲示、ウェブ・SNSでの啓発、プレゼントキャンペーンなどの実施を行います

nr_20120831-1.gif また、本年セコムが制定しました「防犯の日(毎月18日)※1」をより皆様に知っていただくために、「防犯の日」のロゴマークを作成し、啓発を行なってまいります。

※1:2012年4月2日に日本記念日協会より認定。「18」を1(棒=防)、8(ハン=犯)の数字の語呂合わせで「防犯」と読む。
「みんなの安全・安心月間」を通じて、ご家庭や社会の防犯・防災に対する意識を高めていただけるよう、啓発活動を進めてまいります。

■「日本人の不安に関する意識調査」結果概要

「みんなの安全・安心月間」を前に、20代〜60代以上の男女(計500名)を対象に、現在の不安感や防犯・防災意識に関する意識・実態調査を実施しました。本調査結果から、想像以上の不安感の高さ、特に若者における不安感の高まりが明らかになりました。しかし一方で、不安感は高いものの、実際に対策を講じていない人が多く存在していることも判明する結果となりました。

●最近不安を感じている人は7割以上。20代女性は9割にも
*最近何か不安を感じている人は全体で72.4%。年代別においては、1位は20代(83.0%)、性年代別では、1位は女性20代(90.0%)と、若者の不安感が高い結果に。
*不安内容の1位は「老後の生活や年金」(38.1%)、2位「健康」(25.7%)、3位「地震」(8.0%)。「地震」に4倍以上の差(30.1%)をつけて「老後の生活や年金」がトップに。

●今後の治安悪化・災害増加に8割以上が懸念
*今後の治安悪化・犯罪増加の可能性があるとの回答は全体で83.2%。また、今後の災害増加・被害拡大の可能性があるとの回答は全体で84.6%と、強い不安が浮き彫りに。
*性年代別では、30代女性が治安悪化(94.0%)、災害増加(96.0%)ともにトップに。

●防犯・防災対策を講じていない人は約7割にも
*防犯対策を講じていない人は全体で67.0%、防災対策を講じていない人も全体で68.8%と、防犯・防災対策を講じていない人は約7割に上ることが判明。性年代別では、50代男性が防犯対策(88.0%)、防災対策(78.0%)ともに対策を講じていないトップに。
*治安に対して不安を感じているが、防犯対策を講じていない人は57.7%(146/253人)、災害に対して不安を感じているが、防災対策を講じていない人は65.0%(268/412人)に。不安を感じているにも関わらず、対策を講じていない人が約6割もいることが判明。

■「みんなの安全・安心月間」の取り組み概要

安全・安心」にまつわる記念日(9月1日「防災の日」、9月9日「救急の日」、9月17日「敬老の日」、毎月18日「防犯の日」)の多い9月1日から9月30日を「みんなの安全・安心月間」とし、暮らしの中の「安全・安心」を見直す取り組みを行います。

●イベントでの啓発
(1)TOKYO FM番組「シンクロのシティ」公開収録
   9月17日に原宿KDDIデザイニングスタジオで、「防犯」をテーマにした公開収録を開催いたします。最新の防犯事情や防犯実技講習をご紹介します。

<イベント概要>
 ・日 時:2012年9月17日(月・祝)午後1時〜午後2時30分
 ・場 所:原宿KDDIデザイニングスタジオ
 ・司 会:「シンクロのシティ」の番組パーソナリティ 堀内貴之、MiO
 ・観 覧:「シンクロのシティ」の番組リスナー15組30名様を番組ウェブサイトにて
      募集。当日の立ち見での閲覧は自由。
      http://www.tfm.co.jp/city/

●渋谷・原宿エリアでの啓発
(1)原宿駅でのポスター掲示
   9月10日から9月16日までの間、原宿駅看板(竹下口)に「みんなの安全・安心月間」を啓発するポスターを設置します。

(2)渋谷駅でのポスター掲示
   渋谷駅ハチ公前広場に設置されている電車モニュメント(通称:青ガエル)内にみんなの安全・安心月間」を啓発するポスターを設置します。

●ウェブでの啓発
(1)特設サイト:見直そう!身近な安全「みんなの安全・安心月間」(8月31日公開)
   セコム公式ウェブサイト内に「みんなの安全・安心月間」の特設サイトを開設します。
https://www.secom.co.jp/lp/campaign/index.html

(2)ツイッター、フェイスブックによる「安全・安心」情報の発信

ツイッター  :http://twitter.com/SECOM_jp
フェイスブック:https://www.facebook.com/secom.jp

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●防災グッズプレゼントキャンペーン
nr_20120831-2.gif(1)「みんなの安全・安心月間」である9月1日から9月30日までの期間中に「セコム・ホームセキュリティ」のお見積り(無料)を依頼していただいた先着8,000名の方に、災害時に役立つ「防災LEDライト」をプレゼントいたします。

※マンションセキュリティシステムや集合住宅向けセキュリティシステムは対象外とさせていただきます。



<参考>

■「日本人の不安に関する意識調査」結果

【調査概要】
・調査期間: 2012年8月20日〜8月21日
・対  象: 全国男女500名
       (20〜29歳、30〜39歳、40〜49歳、50〜59歳、60歳以上/男女各50名)
・方  法: インターネットによるアンケート回答方式

最近不安を感じている人は7割以上(72.4%)。20代女性は9割(90.0%)

最近、何かに不安を感じていることはあるかという問い【図1】では、「感じる」26.6%(133人)、「どちらかといえば感じている」45.8%(229人)と、全体で72.4%(362人)という結果になり、最近不安を感じている人は7割以上に上ることが分かりました。
 また、年代別においては、1位は「20代」83.0%(83/100人)、2位は「30代」76.0%(76/100人)、3位は「50代」72.0%(72/100人)となり、性年代別では、1位は「女性20代」90.0%(45/50人)、2位は「男性30代」80.0%(40/50人)、3位は「男性20代」76.0%(38/50人)と、若者の不安感が高い結果になりました。

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不安を感じていることの1位は「老後の生活や年金」(38.1%)。
3位「地震」(8.0%)の4倍以上となり、トップに!

最近不安を感じていることのうち、最もあてはまるものは何かという問い【図2】では、1位が「老後の生活や年金」38.1%(138/362人)、2位は「健康」25.7%(93/362人)、3位は「地震」8.0%(29/362人)と、自然災害や異常気象を抑え、老後について圧倒的に不安を感じていることが判明しました。「老後の生活や年金」は3位「地震」の4倍以上となり、1位に選ばれました。

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今後の治安悪化の懸念(83.2%)・災害増加の懸念(84.6%)は共に8割以上!

今後、治安悪化や犯罪増加の可能性があると思うかという問い【図3】において、「そのように思う」18.4%(92人)、「どちらかといえばそのように思う」64.8%(324人)と、全体で83.2%(416人)という結果になり、治安悪化や犯罪増加を懸念している人が8割以上に上ることが分かりました。
 また、今後の災害増加や被害の拡大の可能性があると思うかという問い【図4】では、「そのように思う」22.0%(110人)、「どちらかといえばそのように思う」62.6%(313人)と、全体で84.6%(423人)ということが判明し、災害増加や被害拡大を懸念している人も8割以上に達する結果となり、強い不安が浮き彫りになりました。
 なお、性年代別では、30代女性が「治安悪化」94.0%(47/50人)、「災害増加」98.0%(49/50人)ともにトップになる結果となりました。

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「防犯対策をしていない」(67.0%)、「防災対策をしていない」(68.8%)ともに
約7割に。最も対策を講じていない年代は「50代男性」と判明!

防犯対策の有無【図5】と防災対策の有無【図6】を聞いたところ、「防犯対策を講じていない」67.0%(335人)・「防災対策を講じていない」68.8%(344人)ともに、約7割もの人が具体的な対策を講じていないことが判明しました。また、性年代別では、50代男性が「防犯対策を講じていない」88.0%(44/50人)・「防災対策を講じていない」78.0%(39/50人)ともに、トップとなっています。
 また治安に対して不安を感じていても、防犯対策を講じていない人が57.7%(146/253人)、災害に対して不安を感じていても、防災対策を講じていない人は65.0%(268/412人)と、不安を感じているにも関わらず、対策を講じていない人が約6割もいることが判明しました。

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以上
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セコム株式会社コーポレート広報部 齋藤
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