報道資料 | 2011年7月11日
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セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:前田修司)は6月1日、英国のセコムグループ会社であるセコムPLC(本社:英国・ロンドン、社長:竹澤 稔)を通じて、同国エセックス州に本社を持つセキュリティ会社「キャピタルQハイセキュリティサービスLtd.」(以下、キャピタルQ社)の発行済み株式100%を取得し、子会社化しました。
セコムは1991年4月に英国のキャロルセキュリティグループを買収し、英国におけるセキュリティ市場に参入。1995年6月には全国規模のアンバサダーセキュリティグループを買収、翌年の1996年1月に両社を合併し、セコムPLCを設立しました。
これを機に同社は英国全土にセキュリティサービスの提供を開始。2011年3月末現在の契約件数は約5万件で、契約件数では英国3位のセキュリティ会社に成長しています。この間、質の高いサービスの提供を競争力の源泉として、商業施設、公的機関、家庭を中心にセキュリティサービスを提供してきました。
そして、2011年4月には英国の四大メガバンクの一つである、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(以下、RBS銀行)の支店約2000店舗へのセキュリティサービスを受注することで、本格的に英国の金融機関向けセキュリティ市場に参入しました。
今般、子会社化したキャピタルQ社は、同じく英国の四大メガバンクの一つであるHSBC銀行の同国内にある全支店約1500店舗へのサービスを手がける、金融機関向けのセキュリティサービスに特化した専門会社です。セコムPLCはこの買収を通じて、専門性の高いセキュリティを求める銀行のセキュリティ機器、非常通報装置、監視システム、出入管理システムを含む包括的なセキュリティの技術力とノウハウ、そしてイギリス全土をカバーできる専門技術者を確保し、金融機関向けのセキュリティを一段と強化することができました。
こうしてセコムPLCは、英国の四大銀行グループの内の二つであるRBS銀行、およびHSBC銀行を顧客とすることになりました。今後、セコムPLCはさらに金融機関の持つ高度なセキュリティニーズに的確・迅速に応えていく中で、高い専門性を持ったオペレーション・インフラを強化し、圧倒的な差異化を図りながら金融機関向けセキュリティ市場を席巻していくことが期待されています。
本社所在地:英国・ロンドン
代表者名 :代表取締役社長 竹澤 稔
セコムは1991年4月に英国のキャロルセキュリティグループを買収し、英国におけるセキュリティ市場に参入。1995年6月には全国規模のアンバサダーセキュリティグループを買収し、1996年1月に両社を合併し、セコムPLCを設立。現在の契約件数は約5万件で、英国3位のセキュリティ会社。
現在、英国全土で、日本のセコムと同様に、機器の販売・設置から保守までを一貫して行う質の高いセキュリティサービスを提供。主なサービス提供先は、企業、商業施設、公的機関、一般家庭。
また、2007年には英国セキュリティ業界のオスカー賞とも言われる「最優秀顧客サービス賞」を受賞。