株式会社レオパレス21(本社：東京都中野区、社長：深山英世)とセコム株式会社(本社：東京都渋谷区、社長：前田修司)は、レオパレス21が建築するアパート・マンションに、セコムのアパート向けセキュリティシステムを導入することで合意しました。当システムは、平成23年2月以降にレオパレス21が建築受注した物件から、順次導入してまいります。

近年、留守がちな単身世帯を狙った窃盗の手口は多様化し、これらを抑止・防止するセキュリティ機器に対するニーズも年々高まりを見せています（「COBSONLINE」調べ）。
　これまで、賃貸物件では、エントランスや駐輪場など、共有部分には監視カメラなどを導入するケースがありましたが、各戸にセキュリティシステムを導入する例は多くありませんでした。
　このような単身向けアパート・マンションのセキュリティニーズに応えるため、レオパレス21はセコムと業務提携し、今後の建築受注物件の各戸にセキュリティシステムを導入することで、不在時はもちろんのこと、在宅時でも安心して生活できる住環境の提供を行っていきます。
　レオパレス21では、入居者向けにインターネットの無料接続やビデオ・CSチャンネルなどの視聴が可能な先進的なブロードバンドサービス「レオネット」を2002年に立ち上げ、快適で便利な生活のサポートを行ってきましたが、このたび、各戸にセキュリティシステムを導入することにより、入居者に対して安全・安心な生活も合わせて提供していきます。

■アパート向けセキュリティシステム「セコムAS」のサービスイメージ

今後、レオパレス21が各住戸に導入する「セコムAS」は、各住戸に不正侵入を検知するセンサーをはじめ、火災センサー、非常通報ボタンを設置。センサーが異常(不正侵入、火災発生等)を検知した場合は、異常信号がセコムのコントロールセンターに自動的に送られます。コントロールセンターの管制員の指示に基づき、セコムの緊急対処員がお客様先に駆けつけるとともに、必要に応じて110番、119番通報も行いますので、高齢者や女性の入居者にも安心です。

また、オプションとして、ガス漏れ、救急通報「マイドクター」、ライフ監視、設備異常監視を行うこともできます。
　特に、急病時などにペンダント型のボタンを握るだけで救急通報を送信する「マイドクター」、一定時間以上センサーが人の動きを確認できないと、異常通報を送信するライフ監視は、高齢者が入居されている場合に大きな安心をお届けします。

各住戸には信頼の証しであるセコムのステッカーを。また、異常を周囲に伝えるとともに、緊急対処員の目印になる「フラッシュライト」も設置されます。	異常や非常事態が発生した場合は、セコムのコントロールセンターで異常・非常信号を受信。迅速な対応で安全を確保します。	異常や非常事態が発生した場合は、全国約2,750カ所に配置された緊急発進拠点からセコムの緊急対処員がご契約先に駆けつけます。

■セコムならではの「安全・安心」

「セコムAS」の導入により、単身者の方でも安心してお過ごしいただけるサービスをご用意しています。

◆ 標準設置されているサービス

防犯サービス	火災監視サービス	非常通報サービス
外出中も在宅中も泥棒などの侵入を各種センサーで警戒。異常信号を自動的にセコムに送信。	火災の発生をブザーと音声で知らせるとともに、異常信号をセコムに送信。	在宅中にキケンを感じたとき、非常ボタンで非常信号をセコムに送信。

◆ オプションサービス

ご入居者のご希望に合わせ、より高い安心感を提供します。

ガス漏れ監視サービス	救急通報サービス	ライフ監視サービス
ガス漏れを感知し、ブザーと音声で知らせるとともに異常信号をセコムに送信。	急病時などに、ペンダント型の「マイドクター」を握るだけで、救急信号をセコムに送信。	室内の人の動きをセンサーで確認。一定時間動きが確認できないと異常信号をセコムに送信。

■「セコムAS」の特長

女性のひとり暮らしや高齢者世帯が増えている現在、賃貸マンションなどの集合住宅や施設にも犯罪や火災、事故に対する備えが不可欠となっています。
　「セコムAS」は、インターホン機能とセキュリティ機能を一体化させたセキュリティシステムで、カメラ付きのインターホンであれば、映像を見ながら来訪者と通話することができます。
　また、共用部にもインターホンを設置した場合には、来訪者を各住戸に設置されたルームコントローラーで確認し、遠隔操作でオートロックの開錠も可能です。

■今後の予定

レオパレス21では、セコムと業務提携して導入するアパート向けセキュリティシステム「セコムAS」に関し、レオパレス21が建築・借り上げ運用する物件を対象に初年度12,000室の受注を見込んでおります。また、セコムでは今後、1981年にサービスを開始したホームセキュリティを戸建住宅や集合住宅に続いて、単身向けアパートにおいても本格的な普及を図っていきます。