報道資料 2010年9月14日
  株式会社アライブメディケア
セコム医療システム株式会社
セコム株式会社
介護付有料老人ホームでは最先端・最高クラスのセキュリティを実現
「アライブ世田谷中町」を10月1日に開設
セキュリティ・メディカル・環境のノウハウを融合した「安全・安心」な高齢者施設

 セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:前田修司)のグループ会社である株式会社アライブメディケア(本社:東京都渋谷区、社長:関谷 聡)は、東京都世田谷区に、「セキュリティ最先端」「医療連携最先端」「環境配慮最先端」をコンセプトにした介護付有料老人ホーム「アライブ世田谷中町」を8月に竣工、10月1日からサービスを開始します。特にセキュリティ体制においては、介護付有料老人ホームの中で最高クラスの防犯体制を実現しました。

 高齢者人口が増加する現在、介護・福祉施設の中でも高齢者が安心して生活できる施設の需要が高まっています。また、少子化に伴う介護スタッフの確保が難しい現状がある中、入居者のための高レベルな防犯体制や安心の介護体制の整備の重要性が求められています。

 (株)アライブメディケアは、セコムのセキュリティノウハウと、セコム医療システム(株)(本社:東京都渋谷区、社長:布施達朗)の提携病院であり、アライブメディケアの母体である医療法人社団三喜会鶴巻温泉病院(神奈川県秦野市)の高齢者医療・介護ノウハウ、そして(株)荒井商店の不動産運営ノウハウを融合させ、1999年から介護付有料老人ホーム「アライブケアホーム」の運営を行っています。1999年12月に開設した「アライブかながわ」を皮切りに東京と神奈川に7つの介護付有料老人ホームを開設し、今回の「アライブ世田谷中町」で8施設目ですが、今回は特にセキュリティ体制をこれまでよりも強化した施設としました。
 
 「アライブ世田谷中町」では、入退室管理に「セコムアクティブICタグ」を採用。また、セコムの画像で見守るオンライン・セキュリティシステム「セコムIX」を導入しました。侵入異常や火災発生・予兆があった場合は非常通報ボタンを押すだけで、セコムの画像センターに画像を送信でき、ご入居者とスタッフの安全を早期確保できるなど、これまでの介護付有料老人ホームにはない、最先端・最高クラスのセキュリティシステムを完備しています。
また、「セコム・ユビキタス電子カルテ」の導入により、ご家族がいつでもご自宅からカルテをご確認いただけるほか、24時間365日、主治医が緊急往診に対応できる体制を構築するなど、充実した医療連携体制を確立しています。そのほかにも、太陽光発電、LED照明の導入など、地球環境保全に配慮した施設です。

■「アライブ世田谷中町」の特長
(1) 最先端のセキュリティでご入居者とスタッフの安全を確保
ICタグを使い、徹底した入退室管理
 介護付有料老人ホームではご利用者の徘徊や立ち入り禁止エリアへの入室などが想定されます。「セコムアクティブICタグシステム」を使い、入居者・スタッフなど、生活に合わせた入退室管理、入退室記録を行います。
 また、ICタグであれば、首からかける、ポケットなどに装着するだけで、トビラなどの開閉ができるため、カードをかざしたり、暗証番号を入力したりする手間が省けます。
侵入異常・火災の発生や予兆をセコムが画像で見守る
 介護付有料老人ホームでは初の導入となる画像で見守るオンライン・セキュリティシステム「セコムIX」。施設内で侵入異常や火災が発生、またはその徴候を感じたときに、「非常通報ボタン」「見守り要請ボタン」を押すことで、 施設内に設置された監視カメラとマイク・スピーカーを通して、ケアスタッフが相談することができ、その内容によってセコムでは画像センターで画像を確認の上、緊急対処員に現場急行を指示、必要に応じて警察や消防への連絡も行います。「セコムIX」を導入することで、ケアスタッフなどの人数が少なくなる夜間でも、迅速で的確な対応が可能になります。
「セコム安否確認サービス」で事業継続計画(BCP)体制を構築
 大規模災害が発生した場合、ご入居者の安全確保はもちろんこと、スタッフの緊急出勤の可否を確認することが求められます。「セコム安否確認サービス」は、大規模災害発生時に、あらかじめ登録されたスタッフの携帯電話などのメールアドレスに、安否確認・出勤可否などの確認を一斉に送信。自動集計された回答を一覧で迅速に確認・把握することができます。
「セコムAEDパッケージサービス」を設置
 いざという時にバッテリーが消耗していたために使えなかったのでは意味がありません。AEDのバッテリーをはじめ、消耗品などの期限管理までをセコムが行う「セコムAEDパッケージサービス」を設置しています。
(2) 最先端の医療連携体制
「セコム・ユビキタス電子カルテ」でご家族も主治医の所見を確認
介護付有料老人ホームでは初となる、主治医とご家族の電子カルテの共有を実現。「主治医に面談することなく、家族の最新の所見を知りたい」というご家族のご要望に応え、主治医はご家族にも分かりやすいカルテを作成し、ご家族はいつでも最新の所見を自宅のパソコンから確認できます。
 カルテの情報はセコムが培った情報セキュリティのノウハウにより、個人情報漏えい、医療情報漏えいの心配もありません。
(3) 最先端の地球環境保全に配慮
「アライブ世田谷中町」では、地球環境保全に配慮し、以下の設備などを採用しています。
太陽光発電
LED照明
空調システム
(熱交換換気システム・加湿一体型空調システム、マイナスイオン発生装置)
緑地整備
ペアガラス
ナノフィルム
■「アライブ世田谷中町」概要

敷地面積2,148.19m2
建物概要延床面積:2,172.68m2/鉄筋コンクリート造/地上3階/
事業主体賃借(所有(株)荒井商店)
開設2010年10月1日(予定)
居室概要居室数:41室 定員43人
全室個室、介護ベッド、トイレ、洗面台、家具、エアコン、床暖房、
緊急通報装置設置
共用施設リビング・ダイビング、浴室、トイレ、ファミリーリビング、健康管室、
ケアステーション、事務室、応接室、駐車場自走式7台

【東京都有料老人ホーム設置運営指導による表示事項】
 ■ 類形:介護付有料老人ホーム(一般型)
 ■ 居住の権利形態:利用権方式
 ■ 利用料の支払い方式:一時金方式
 ■ 入居時の要件:入居時要支援・要介護
 ■ 介護に関わる職員の体制:1.5:1以上
 ■ 介護保険:東京都指定介護保険特定施設(申請予定)
 ■ 専用居室区分:全室個室

図:「アライブ世田谷中町」完成予想図
「アライブ世田谷中町」完成予想図

図:「アライブ世田谷中町」の中庭完成予想図
「アライブ世田谷中町」の中庭完成予想図


<本報道に関するお問い合せは、下記までお願いいたします。>
セコム株式会社 コーポレート広報部 齋藤 TEL 03-5775-8210