■「園芸アシスタント園芸講座」の特徴
園芸療法アシスタント基礎講座は、園芸療法の正しい知識を修得し、園芸療法士のもとでアシスタント活動をするために必要な知識や技術を習得するためのものです。この講座を修了し、人間・植物関係学会所定のボランティア実習を修めた方は、ご自身の申請によって人間・植物関係学会の「園芸療法アシスタント」の資格を得ることが可能となります。
200時間の講座を修了した方には、財団法人都市緑化基金から「グッドウィル・ガーデナー」の称号が付与されます。「グッドウィル・ガーデナー」とは、身体が不自由な人が、花や緑の中で楽しいひと時が持てるようにサポートするボランティアです。一人暮らしで話し相手がない高齢者を誘って緑の中で散歩や会話を楽しんだり、加齢によって好きだった庭仕事をあきらめた人をサポートしたりなど、様々な人に花や緑の中で忘れていた楽しみを発見するお手伝いをします。
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■ 講座内容
講座内容は、2007年1月から8月までの約7ヵ月、200時間です。 「医療」、「福祉」、「植物」の各分野において園芸療法を実施していく上で必要な知識を学んでいただきます。 |
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■ 講座のカリキュラム
開催は週1回で合計25回の講習と50時間の実習
【予定】1月中旬日〜8月上旬の毎週金曜日
回数 |
午前内容 9:30〜12:30 |
午後内容 13:30〜16:30 |
1 |
開講式 ガイダンス |
施設見学 |
2 |
園芸療法入門 |
園芸療法に必要な園芸とは |
3 |
人体の仕組み |
植物と癒しの関係 |
4 |
園芸療法と園芸福祉 1 |
生理学と疾病 |
5 |
ケアの基礎知識 |
園芸基礎 1 |
6 |
リハビリテーションについて |
リハビリテーションと園芸 |
7 |
園芸療法と園芸福祉 2 |
園芸基礎 2 |
8 |
高齢者のリハビリテーション |
高齢者と園芸療法 |
9 |
子供と園芸療法 |
園芸基礎 3 |
10 |
スピリチュアルケア |
園芸基礎 4 |
11 |
ホスピスケアについて |
ホスピスにおける園芸療法 |
12 |
カラーコーディネート |
植物の園芸療法的活用1 |
13 |
脳梗塞・脳血管障害について |
園芸基礎 5 |
14 |
神経疾患について |
園芸基礎 6 |
15 |
園芸療法プログラムの立て方 1 |
海外の園芸療法情報 |
16 |
ユニバーサルデザイン |
コンフォートガーデン見学 |
17 |
脳性麻痺について |
脳性麻痺と園芸療法 |
18 |
園芸療法ガーデン見学 |
園芸療法ガーデン見学 |
19 |
花と香り |
植物の園芸療法的活用2 |
20 |
精神疾患について |
花壇デザイン |
21 |
精神疾患と園芸療法 |
花壇デザインの実際 |
22 |
福祉の現在 |
知的障害と園芸療法 |
23 |
園芸療法プログラムの立て方 2 |
園芸療法評価の方法 |
24 |
授産施設での園芸療法 |
園芸基礎 (管理) |
25 |
園芸療法の今後の課題 |
修了式 |
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(カリキュラムの、順番や内容は、多少変更する可能性があります)
これ以外に、講座期間内に園芸演習として50時間の実務活動を、園芸療法士の指導のもと、講座開催場所である「コンフォートガーデンあざみ野」のガーデンで行います。 |
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■ 応募資格・応募期間
園芸や福祉に興味をお持ちの方なら、どなたでもご応募いただけます。
応募期間 2006年9月20日(水)〜11月30日(木)
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■ 講座受講料
15万円(税込) |
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ボランティア保険料、見学に必要な交通費等は含まれません。また、講師の先生によっては、クラフトなど特別な材料費が必要な場合があります。
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■ 定員
30名 |
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応募者多数の場合は、選抜させていただく場合があります。また、最少人数が25名に満たない場合は、実施されないことがあります。
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■ 主催および共催
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主催 |
セコムフォート(株)
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後援 |
(財)都市緑化基金、人間・植物関係学会
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監修 |
東京農業大学 農学部 バイオセラピー学科 園芸療法学研究室 浅野房世教授
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■ 講座開催場所
「コンフォートガーデンあざみ野」
〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野1-23-6 TEL.045-905-2271
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<報道機関のお問合せ先> |
セコムフォート(株)
園芸療法アシスタント講座事務局 奥田 045-905-2271
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