2004年9月6日
セコム株式会社 |
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AED(自動体外式除細動器)を活用した救命救急環境整備に対応した新サービス
9月9日(救急の日)から「セコムAEDパッケージサービス」を開始
併せてAED(自動体外式除細動器)の講習を社員教育へ導入 |
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セコム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:木村昌平、資本金:663億円)は、救急医療、特に病院前救護の充実強化に有効である自動体外式除細動器 「AED」(Automated External Defibrillators、以下「AED」という)を活用した救命救急環境整備に貢献するため、AEDの普及を促進する「セコムAEDパッケージサー ビス」を9月9日(救急の日)より開始します。
またAEDの有効活用については、救命の現場に居合わせた一般市民の積極的な利用が期待されていることから、セコム社員が一般市民としてAEDを適切に使用できるよう、社員教育の一環としてAEDの使用講習を実施する体制を整えます。
セコムグループは現在、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造するため、セキュリティ事業を中心にさまざまな事業を複合的・融合 的に新しい“社会システム”として提供する「社会システム産業」の構築をめざしています。その中で、安全・安心の提供を追求した結果、1991年から開始 した在宅医療サービスをはじめとしたトータルな医療サービスの提供も行ってきました。
セコムグループは現在、社会にとって安心で、便利で、快適なサービス・システムを創造するため、セキュリティ事業を中心にさまざまな 事業を複合的・融合的に新しい“社会システム”として提供する「社会システム産業」の構築をめざしています。その中で、安全・安心の提供を追求した結果、 1991年から開始した在宅医療サービスをはじめとしたトータルな医療サービスの提供も行ってきました。
今般、国内で年間2〜3万名と推定(2003年中の交通事故死7,702名の3〜4倍)される病院外で心停止となった方々の救命に、速やかなる電気的除 細動(電気ショック)が有効であるとの観点から、厚生労働省で開催されてきました「非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)使用の使用条件のあり 方検討会」において、安全性・信頼性について評価が確立しているAEDを活用し、救命の現場に居合わせた一般市民をはじめとする非医療従事者が、安心感・ 自信を持って積極的に救命に取り組むことを促すようにする環境整備が進められるよう報告書がとりまとめられました。
本報告書を受け、セコムはAEDの普及促進、並びに有効活用の一助となる取組みとして、「セコムAEDパッケージサービス」による普及促進事業と、AED講習の社員教育を開始するものです。取組みの具体的な内容は、以下のとおりです。 |
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■「セコムAEDパッケージサービス」:9月9日よりサービス開始 |
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「セコムAEDパッケージサービス」は、単に機器を提供するだけでなく、ご利用者にとって有益なトータルパッケージサービスといたします。 |
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提供サービス |
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◆AED機器一式のレンタル提供
◆定期交換用消耗品のご提供
◆使用後の交換用消耗品のご提供
◆機器異常発生時のオンコール正常化対応
◆24時間ヘルプデスク |
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◎ |
価格 |
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【レンタル】レンタルが基本となります
基本契約期間 5年
保証金 20,000円
月額基本料金 7,140円(税込み)
【購入も可能】
AED機器一式 351,750円(税込み)
*定期交換用消耗品、使用後の交換用消耗品は別途 |
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これまで、ご利用者自身が管理しなければならなかった機器の正常維持管理について、「セコムAEDパッケージサービス」を導入された場合、セコムがこれをタイムリーに提供させていただきます。
なお、上記サービスをご利用のお客様で、AEDの使用講習をご希望のお客様には、AED講習プログラムのご紹介も実施する予定です。 |
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■ AED講習の社員教育開始 |
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現在セコムは、社員教育カリキュラムの一環として、心肺蘇生法(Cardio-Pulmonary Resuscitation以下、CPR)教育を実施(セコムグループ社員約15,000名が講習受講済み)しています。今回、このCPR教育にAEDの使用教育プログラムを付加し、新入社員研修、並びに警備業務社員の定期的な反復講習時に、これを実施する体制を構築いたします。
講習プログラムについては、現在具体的な細目を検討されている、地方公共団体の消防担当部局や公的な団体による講習プログラムに準拠いたしますが、この講習細目策定までの間、「十分な知識・経験を有する有資格者」が講師となる必要性があるため、国際ライセンス機関の実施するAED講習内容を導入します。 |
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