2003年4月30日
セコム医療システム株式会社
セコムが携帯型ヘルスモニターサービスを開始
 セコム医療システム株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:小幡文雄、資本金:2億円)は、5月から携帯型ヘルスモニターサービスを開始します。自宅だけでなく外出先でも身体に不安を感じたとき、携帯型測定器で測定し、電話を通じて状態を知らせることができるサービスです。より手軽で便利な健康管理サービスを期待する声にお応えすべくサービスを開始するもので、これによってよりパーソナルな健康管理サービスを実現します。

 セコムグループのメディカル事業は、1991年6月から薬剤提供サービスと訪問看護サービスによる日本初の本格的な在宅医療サービスを開始したことに始 まり、現在、セコム医療システム株式会社が、トータルな医療サービスの提供をめざしてメディカル事業に取り組んでいます。健康管理分野では、1991年 に、血圧・心電・尿検査機能を内蔵した椅子に座り健康をチェックする、わが国初のオンライン自己健康管理システム「マイケアー」を開始。また1998年に は、卓上型の検査機器で健康をチェックするオンライン在宅医療支援システム「メディデータ」を開始し、健康管理分野では常に先駆的なサービスを提供してき ました。このたび、それをより進化させ、外出先でも簡単に利用できる携帯型で単機能タイプのヘルスモニターサービスを開始することにしたものです。

 第一弾として、循環器系分野において、小型・軽量の携帯型心電計を用いた「心電図伝送サービス」を開始します。おもに不整脈患者が、携帯した心電計を用 いて、自覚症状があるときなどに心電図を測定、測定データは電話から簡単にセコムの受信センターに送信され、専用サーバーから自動的にあらかじめ指定いた だいたファックスに心電図を送信します。心電計本体は、ポケットやバッグにも収納可能でケーブル不要、小型軽量の携帯型心電計です。今後、他の疾病分野に おいても同様な携帯型で単機能な測定伝送サービスを開発し、ラインナップを増やしていく予定です。

 また今後、セコムは、独自の医療情報専用ネットワーク「ヘルスケアネット」を基盤とした遠隔医療サービスなどの充実とともに、パーソナルな予防医療、健康開発といった患者本位の医療サービスの実現に向け、これら複合的にサービスを提供していきます。

「心電図伝送サービス」のご利用例は以下の通りです。
1. ご契約者
早期診断・早期治療
変調時の記録と報告
病中病後の健康管理
2. 医療機関
不整脈確定診断
治療薬の効果確認
術後フォローや自己健康管理指導
3. ご利用料金(税別)
初期登録料 5,000円
月額利用料 4,500円(1年契約の場合)〜
月額利用料にはご契約1台ごとにファックス送信10回/月を含む
11回目以降/月のファックス送信は500円/回
<お取扱い事業部・紹介先>
セコム医療システム株式会社 ネットワークサービス部
平澤 
有江 
TEL: 0422-40-1216

セコム医療システム株式会社 企画部
前原 
TEL: 03-5775-8031

<報道関係のお問い合せ先>
セコム株式会社 広報室 安田
TEL: 03-5775-8211