グローバル展開―ANSHINを世界へ|ビジョンと戦略|セキュリティのセコム株式会社-信頼される安心を、社会へ。-

グローバル展開―ANSHINを世界へ

国内ではセコムと想いを共にするパートナーとの“共想”を一段と活性化させる一方、海外においては、業容拡大を図りながら、新たなサービスの導入や成長力のある市場への積極的な展開を実施しています。

セコムグループのグローバル展開

セコムグループはセキュリティ事業をはじめ防災事業、メディカル事業、地理空間情報サービス事業、BPO・ICT事業を海外にも展開し、現在17の国と地域で「安全・安心」を提供しています。海外でも高まる安心ニーズに対して、課題先進国日本で培ったノウハウを活かし、地域に応じたサービスを展開することで「ANSHIN」を世界の共通語にすることを目標に掲げています。

図:セコムグループのグローバル展開

海外現地ニーズに即したサービスの創出

セコムは、マーケット調査などで現地のニーズを的確に把握するとともに、世界各国のメーカーやIT企業とのオープンイノベーションを積極的に推進し、海外パートナー企業と連携して、現地のニーズに合った革新的なサービス創出に取り組んでいます。

中国とタイで「イノベーションセンター」を開設

サービスや商品の開発スピードが極めて速いグローバル市場においては、その潮流を捉え、革新的なサービスを創出しスピーディーに展開することが重要です。

中国では、上海の機器製造拠点のほか、14社が26都市に拠点を設けて中国最大のセキュリティネットワークを築いていますが、さらに2019年6月、上海に新サービスの開発拠点である「中国イノベーションセンター」(漢字表記:中国事業創新中心)を開設しました。

AI・IoTなど最新テクノロジーの活用に積極的な中国の市場環境において、現地の大手家電メーカー、不動産管理会社や通信会社などのパートナー企業と連携し、新しい発想による、社会課題の解決につながるサービスを積極的に創出する体制を構築しています。

また、ASEAN地域においては6カ国でセキュリティ事業を展開していますが、2020年11月、タイのバンコクに「ASEANイノベーションセンター」を開設しました。まずはタイで、デジタルマーケティングの採用や、クラウドプラットフォームを活用したオンライン・セキュリティシステムを新しく展開するなど、事業革新の一歩を踏み出しました。タイを起点に、ひいてはASEAN地域にてより多くの「安全・安心」を届けられるよう、現地の文化や生活様式などに合わせたサービスの創出と大きな展開を目指していきます。

マレーシア・シンガポール・香港でセキュリティ会社3社を買収、新たなマーケット・エリアへの拡大

2020年9月から2021年2月にかけて、ADTマレーシア(現セコムスマートマレーシア)、ADTシンガポール(現セコムスマートシンガポール)、ADT香港がセコムグループに仲間入りしました。

セコムは海外各国において、主に法人向けの高品質なセキュリティサービスを提供してきましたが、今回仲間入りしたADT各社は、主として家庭や中小規模の法人向けにインタラクティブなセキュリティシステムを供給してきました。今後は、セコムグループ各社のシナジーで、より多様なお客様のセキュリティニーズに応えることが可能となります。

今回のグループ入りを機に、ますます積極的な広告宣伝・投資を進めていきます。一層の成長が見込まれる市場で業容拡大を加速し、誰もが「安全・安心・快適・便利」に暮らせる社会を実現していきます。

写真:成長著しいアジアの新たなマーケット・エリアで、より多様なニーズに応えることが可能となった

成長著しいアジアの新たなマーケット・エリアで、より多様なニーズに応えることが可能となった

AEDメーカーとの協業

2004年、日本で一般市民によるAED(自動体外式除細動器)の使用が認められ、セコムはAEDのレンタルサービスの販売を開始しました。このサービスは、いつでも安心してAEDをご利用いただけるようAEDの貸出だけでなく、消耗品の使用期限管理や定期交換消耗品の送付、AED使用後の消耗品の送付、 盗難時や故障時の機器補償など、AEDの維持管理にも重点を置いたレンタルパッケージサービスです。

近年、これまでAEDが普及していなかった国でも、その重要性の認知が高まっており、セコムは、日本での長いAED販売普及活動の経験を活かし、タイ、マレーシア、インドネシアにて、AEDの民間利用解禁等をきっかけに、各AEDメーカーと協力してサービスを展開しています。

2020年7月には、中国でAEDの販売を開始しました。近年、中国では政府主体によるAEDの普及活動が行われるなど、プレホスピタルケア(医療機関への搬送途中における応急処置のこと)の必要性に対する理解が急速に広がってきており、大きな反響を得ています。

セコムは、今後も各企業と協業しながら「安全・安心」を提供する各国でのサービス展開を大きく推進していきます。

写真:セコムインドネシアでのAEDを使用した救命訓練

セコムインドネシアでのAEDを使用した救命訓練

ガバナンス体制の強化・危機管理

海外に最適化された独自の管理システム

海外でも信頼されるサービスを提供し続けていくためには、盤石なビジネス基盤が必要です。セコムは、業務を効率化し生産性を高めるため、海外拠点のシステムや情報セキュリティ管理の基盤整備の強化を図っています。

具体的には、タイとインドネシアで導入した、契約先情報管理などを行う「海外事務管理システム」を中国の一部拠点にも広げると同時に、セコム管制システムと現地の管制システムの統合も順次進めており、将来的には各拠点のシステムをクラウド化することを目指しています。

写真:海外管制システムでオペレーションする管制員

海外管制システムでオペレーションする管制員

危機発生時の即応体制

安定した業務環境を維持するため、危機発生時の即応体制についても、日本でのノウハウを最大限に活かし、なおかつ現地の環境に適するよう試行と改善を重ねています。

コロナ禍においては、本社のグループ国際本部ならびに海外各子会社に「コロナリスク対策委員会」を設置し、社員の安全確保、事業継続、感染予防に取り組んでいます。各国の感染拡大状況、政府の対策などの情報収集に努めるとともに、事業継続については、重要業務を仕分けし、リスクレベルに応じたBCP(事業継続計画)を策定しました。拠点の分割運用や、感染者発生時のバックアップ体制構築といった万が一に備えた対策により、現在まで支障なくサービスを継続しています。

現地での教育・研修の充実

現地のニーズに合わせた商品やサービスを展開するうえで、品質の高さはもちろんのこと、サービスを担う「人財」がセコムのカルチャーや価値観をしっかりと理解し、必要なスキルを備えていることが不可欠です。

海外拠点での人財教育においても、「セコムの理念」を伝える取り組みに注力しており、現地の仲間が主体となり業務を推進できる体制を構築しています。

世界に広がる「セコムの理念」

海外でも日本と同じ高いレベルの「安全・安心」を提供するためには、マニュアルや規則どおりに業務を行えばよいのではなく、なぜそうするのかという基本的な考え方を理解して取り組むことが重要です。

そこで、「セコムの理念」や「セコムグループ社員行動規範」を各国の言語に翻訳して、組織の一人ひとりに浸透させています。

写真:「セコムの理念」などを各国の言語に翻訳して配布

「セコムの理念」などを各国の言語に翻訳して配布

セコムの「国際事業」

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グローバル展開―ANSHINを世界へ。セコムのサステナビリティについて紹介しているページです。セコムは、経済面、環境面、社会面の活動を通じて、「企業と社会が共に持続的に発展することが重要である」という考え方を根底におき、創業以来、事業を通じて社会・環境課題の解決に努めています。