バーチャル警備システム|法人向けセキュリティ対策・防犯対策のセコム

バーチャル警備システムとは

「バーチャル警備システム」は、世界初※1となる、AIを搭載したバーチャルキャラクター「バーチャル警備員」が常駐警備サービスを提供するセキュリティシステムです。
周辺環境に溶け込むディスプレイ一体型ミラー上に3Dモデルとして表示された「バーチャル警備員」が警戒監視や受付業務などを提供、対処や緊急対応などの業務は熟練した常駐警備員が提供※2します。
人手不足時代のセキュリティニーズに対応し、人員配置の効率化とコストを抑えながら警備強化を実現、幅広いお客さまに高度な常駐警備サービスをご利用いただけます。

  1. 2019年4月現在(セコム調べ)
  2. 常駐警備員とセットの運用を前提としています。

特長

「バーチャル警備システム」は、防災センターなどに設置したモニタリングダッシュボード(監視卓アプリ)から最大3台の「バーチャル警備員」を管理でき、常駐警備員と連携した効率的で高度な施設警備を提供します。
「バーチャル警備員」には「衛(まもる)」と「愛(あい)」の2キャラクターがあり、使い分けることができます。

■警戒監視

「バーチャル警備員」は目配せなどにより存在感を発揮しつつ周囲を警戒・監視。近づいた人への目合わせ/声掛けを行うなど、犯罪抑止効果を発揮します。

■受付

来訪者から話しかけられるとAIが音声認識し受付対応。あらかじめ設定した対話シナリオに沿って、キャラクターのイメージに合わせ実際に語り掛けるような合成音声により自律的に受付業務を行います。

来訪者の背丈に合わせて腰をかがめたり、対話内容に応じた自然な表情をしたり、地図など案内に必要な画像の表示もできます。必要時にはモニタリングダッシュボードより常駐警備員が遠隔で通話して応対することも可能です。オプションで、顔認証システムやサーマルカメラと連携できます。

■緊急対応

「バーチャル警備員」に対して救援要請の声がけがあった場合、自動的にモニタリングダッシュボードに通報。常駐警備員が駆け付けて適切に対応します。「バーチャル警備員」と熟練した常駐警備員ならではの能力を組み合わせて効率的な警備強化が実現します。

構成・機能

最大3台分のエッジ筐体(バーチャル警備員)からの映像、音声、応答状況を1台のモニタリングダッシュボード(監視卓アプリ)で監視できます。

AIを活用した高度な警戒監視

エッジ筐体内部にカメラやモーションセンサーなど各種センサーを搭載、AI解析により近づいた人への目合わせ/声掛けを行います。声掛けの内容などはお客さまで設定できます。
救援要請など緊急事態の音声を認識した場合は、自動でモニタリングダッシュボードに通報します。

自律式の音声対話

人が近づくと対話モードに移行し、音声合成技術による自律式の音声対話機能で対応。聞き取った言葉をディスプレイ上に表示するので、聞き取り間違いにも気づくことができます。
対話シナリオの設定や、不適切な言葉を非表示にするなど、お客さまでカスタマイズも可能です。

自然で親しみやすい受付対応

対話内容に応じた自然な表情をしたり、地図など案内に必要な任意の画像を使用した応対もできます。例えば、災害時発生時にはミラーディスプレイに避難経路などを表示するといった使いかたもできます。
お子さまなどの応対の際には、モニタリングダッシュボードからの操作で、腰をかがめて低い目線で対応することも可能です。

クラウドを活用した遠隔対応

クラウド化により、対話シナリオや案内地図など、各種設定の更新がいつでも容易にできます。
また、遠隔地から「バーチャル警備システム」のカメラ映像の確認のほか、「バーチャル警備員」による自律応答が難しい場合はモニタリングダッシュボードより通話して応対することも可能です。

外部デバイスとの連携(オプション)

サーマルカメラと連携することで、検温やマスク着用を促し、発熱検知の音声対話など発熱者対応も可能です。
また、来訪者とのコミュニケーションに際しバーチャル警備員にマスクを装着することもできます。
顔認証システムのカメラと連携して、来訪者に応じた接客も可能です。

仕様

  準等身大サイズ(標準商品)
筐体イメージ
サイズ

筐体:約W90cm x D110cm x H190cm
ベースボード:W114cm x D114cm

設置スペース:W120cmxD180cm

設置条件

  • 電源容量:1,500W
  • インターネット回線、モニタリングダッシュボード(監視卓アプリ)用のPCはお客さま手配となります。
  • 顔認証連携(オプション)をご利用の際は、筐体側のインターネット回線にVPN接続設定が必要となります。
  • 屋外設置はできません。

料金

ランニング

項目 月額費用
(レンタル)
バーチャル警備システム一式

エッジ筐体 
1台のみの場合:
350,000円
(税込385,000円)

2台セット :
650,000円
(税込715,000円)

3台セット:
950,000円
(税込1,045,000円)

オプション 発熱検知連携 10,000円/台
(税込11,000円/台)※1
顔認証連携 80,000円/台
(税込88,000円/台)※2
  1. 発熱検知連携には、「サーマルカメラ」のレンタル費用も含まれます。
  2. 顔認証連携には、VPN接続機器のレンタル費用も含まれます。

イニシャル

項目 月額費用
(レンタル)
初期設定 1,000,000円
(税込1,100,000円)
送料・工事費 別途お見積りとなります。

セコムの常駐警備サービスとセットでご利用の場合、特典として初期設定費用は無料です。

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