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ミャンマーのセキュリティ事情

笑顔があふれる国

独自の文化を持ち、上座部仏教の代表国であるミャンマーは国民の90%以上が仏教を信仰しています。
総数55,000を超えるともいわれる仏教寺院が国中のいたるところにあり、線香の馥郁たる香りが漂う中、深々と祈りをささげる老若男女の姿を目にすることができます。
ミャンマーの人々はとても親切で、例えば言葉の通じない外国人観光客にも温厚な笑顔で接してくれます。思いやりやもてなしの心など日本人と通じ合える点をたくさん感じることができます。まだまだ経済的には豊かではありませんが大多数の人々は心静かで穏やかに暮らしています。
あまり知られていないかもしれませんが、実はミャンマーもほかの東南アジア諸国と同様に135の民族がいる多民族国家です。人口は約5,500万人(2018年、米国中央情報局)、24歳以下の若者が人口の44%であり、労働力人口(15歳~64歳)は2030年にかけて増加が見込まれています。

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今、大注目のミャンマー

2010年にアウンサンスーチー氏が自宅軟禁から解除され、2011年に大統領制に変わったミャンマー。その変革の行先に世界中が大いに注目をしています。欧米諸国は、ミャンマーの政治・経済改革を評価し対ミャンマーの経済政策を解除しました。
長い間軍事政権下にあり事実上鎖国状態であったミャンマーは、民主化の進展及びそれに伴う経済開放、そして豊富な天然資源、豊かな農産物、安価な労働力、地政学的な重要性及び消費市場としてのポテンシャルにより、海外からの投資熱が高まっています。
ミャンマー日本商工会議所加盟企業は2010年にはわずか51社でしたが、2019年末時点で8倍の408社にまで増え、今後も日系企業は増加していくものと思われます。例えば、2019年にミャンマー政府は外資系保険会社11社に営業許可を交付しましたが、その内6社が日系保険会社でますますミャンマーでの日系企業のプレゼンスが高まってきています。そして、企業活動のみならず、ミャンマー政府は2018年からは日本人観光客のビザ取得を免除し、2019年には古代遺跡群のバガン遺跡がユネスコの世界遺産に登録され、観光でも注目を浴びています。

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ミャンマーの治安状況

ミャンマーの人々は仏教に対する篤い信仰心もあり、最近までは非常に安全な国でした。しかしながら、急激な経済発展と貧富の格差から、最近は犯罪が増加傾向にあります。
外務省の情報によると、ミャンマーの治安はここ数年悪化傾向にあるとの事で、2010年と2014年を比較すると,殺人事件は約1.7倍,強盗は約1.8倍,強姦は約2倍と凶悪犯罪が急増しているほか,窃盗や傷害といった一般犯罪も増加しています。2015年以降の犯罪統計は現時点で公開されていませんが,各種報道によれば,窃盗,傷害,強姦といった犯罪が引き続き増加傾向にあり,警察官の不足も指摘されています(*1)。

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セキュリティの重要性

一般的にセキュリティ意識は高いとはいえず、金融機関などでもカウンターや床に大量の現金を積み上げて業務を行うなど日本人から見ると驚く事も多いのが現実です。しかし、これから経済が急速に発展し外国企業や外資系金融機関の進出も増加するにつれて、犯罪の増加は避けられないであろうと考えられます。
ミャンマーの犯罪傾向として、特に企業活動を運営する中では内部犯罪を防ぐことが課題となっています。窃盗、強盗が近年増加傾向にある一方で、営利目的の内部犯罪も見受けられます。
物の持ち出しを始め業者間のキックバックなど、多種多様な形態がありますが、発覚に時間がかかるため放置されてしまうこともあるようです。
また、ミャンマーではリスクの一つとして、火災もあげられます。ミャンマー消防局によると、2019年の1年でミャンマー全土で約2,500件の建物火災が発生しました。火災の原因として一番多いのは「火の取り扱い不始末」によるものですが、次に多い原因として「電気火災」があげられています。ミャンマーでは送電設備が日本のように整備されていない箇所もたくさんあり、また防火設備の設置もすべての建物で行われているわけではなく、防火設備、火災センサーのついていない建物も多く見受けられます。ミャンマーセコムの実施した調査によりますと、ミャンマーの人は防犯(盗難)よりも火災により不安を抱えているといったデータもあります。このようなニーズに応えるべく、ミャンマーセコムでは防犯だけではなく、防災に関するサービスの提供も行っております。

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ミャンマーでのセコムの取り組み

ミャンマーセコムは2015年に最大都市ヤンゴンでサービスを開始しました。企業および個人のお客さまからのセキュリティに関するご相談を承っています。特に、進出の盛んな日系企業からセキュリティ対策について、ご相談をいただく機会も日に日に増えています。
今後ミャンマーは更に国が開かれ、豊かになっていくとともに、これまで経済発展を遂げた他の国と同様に、犯罪発生率も上昇していくことが懸念され、それを防止するセキュリティのニーズもますます重要になってきます。
セコムはミャンマーで皆さまに安全・安心をお届けできるよう、日々サービス向上を目指しています。

*1出典:外務省 海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_018.html

執筆日:2020年2月末

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