地鶏ときのこの炊き込みご飯

地鶏ときのこの炊き込みご飯え

材料(4人分)

米:

2カップ

地鶏:

100g

舞茸:

150g

しめじ:

150g

にんじん:

50g

ごぼう:

50g

薄口醤油:

大さじ2

酒:

大さじ2

塩:

小さじ1






作り方

  • 米は洗い、30分ほど水につけ、ざるに上げ、水をきる。
  • 地鶏はひと口大に切る。舞茸、しめじは食べやすい大きさに切り、にんじん、ごぼうは千切りにする。
  • 炊飯器に米、地鶏、きのこ類、にんじん、ごぼう、調味料を入れ、水を2合のラインまで入れ、炊き上げる。
茸山に 神は在すと 村の人

 民話の里、岩手県遠野市。私がこの地とご縁ができたのは、「遠野物語」の作者、柳田國男氏のご長男の奥様から、あるお話をいただいて以来のこと。柳田氏が晩年を過ごされた家を遠野に移築した際、そこを文化的な交流の場にしたいということで、村おこしのお料理をご紹介したのがきっかけでした。
 家は、遠野市全体を見渡せる高台にあり、まわりは一面の林檎園。秋になるとお月見をするのですが、街灯もない真っ暗な闇のなかで、目の前にぽっかり浮かぶお月様と、またたく星を眺めていると、雄大な自然に宿る神々の存在を信じずにはいられませんでした。
 そして、秋に遠野を訪れると必ずごちそうになるのが、ひっつみです。自生の舞茸をはじめ、たくさんのきのこと地鶏、小麦粉をこねて薄くちぎった「ひっつみ」を煮込んだだけの素朴な汁物なのですが、それはそれはおいしくて、何杯でもおかわりしたくなるほどなのです。
 そこで、今回ご紹介するお料理は、このひっつみを炊き込みご飯にアレンジした一品です。

高木 泉さん

高木 泉さん(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。
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地鶏ときのこの炊き込みご飯

材料(4人分)

米:

2カップ

地鶏:

100g

舞茸:

150g

しめじ:

150g

にんじん:

50g

ごぼう:

50g

薄口醤油:

大さじ2

酒:

大さじ2

塩:

小さじ1

作り方

  • 米は洗い、30分ほど水につけ、ざるに上げ、水をきる。
  • 地鶏はひと口大に切る。舞茸、しめじは食べやすい大きさに切り、にんじん、ごぼうは千切りにする。
  • 炊飯器に米、地鶏、きのこ類、にんじん、ごぼう、調味料を入れ、水を2合のラインまで入れ、炊き上げる。

 民話の里、岩手県遠野市。私がこの地とご縁ができたのは、「遠野物語」の作者、柳田國男氏のご長男の奥様から、あるお話をいただいて以来のこと。柳田氏が晩年を過ごされた家を遠野に移築した際、そこを文化的な交流の場にしたいということで、村おこしのお料理をご紹介したのがきっかけでした。  家は、遠野市全体を見渡せる高台にあり、まわりは一面の林檎園。秋になるとお月見をするのですが、街灯もない真っ暗な闇のなかで、目の前にぽっかり浮かぶお月様と、またたく星を眺めていると、雄大な自然に宿る神々の存在を信じずにはいられませんでした。  そして、秋に遠野を訪れると必ずごちそうになるのが、ひっつみです。自生の舞茸をはじめ、たくさんのきのこと地鶏、小麦粉をこねて薄くちぎった「ひっつみ」を煮込んだだけの素朴な汁物なのですが、それはそれはおいしくて、何杯でもおかわりしたくなるほどなのです。  そこで、今回ご紹介するお料理は、このひっつみを炊き込みご飯にアレンジした一品です。

高木 泉さん
(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。