トマトのムースガスパチョ添え

トマトのムース、ガスパチョ添え

材料(4人分)

トマトのムース

トマトジュース:

500ml

トマトーペースト:

大さじ2

生クリーム:

150cc(八分立てにしたもの)

酢:

大さじ2

塩:

小さじ1

こしょう:

適宜

ゼラチン:粉ゼラチン6gに、水大さじ4を加え、レンジで10〜15秒加熱したもの

ガスパチョ

◎トマトジュース:

500ml

◎トマトペースト:

大さじ2

◎酢:

大さじ1

◎塩:

小さじ1

◎こしょう:

適宜

◎タバスコ:

適宜

◎ブランデー:

お好みで適宜

トマト:

大きさにより1~2個

ミントの葉:

適宜

作り方

  • トマトのムースの材料をすべてミキサーに入れ、よく撹拌したら適当な容器に移し、冷蔵庫で固め、冷たく冷やす。
  • ガスパチョの材料◎もミキサーで撹拌し、冷蔵庫で1時間以上冷やす。
  • 冷やしたグラスに、①をスプーンですくって置き、まわりから②を注ぎ入れる。あしらいに、皮を湯むきして刻んだトマトとミントの葉を添える。

*ガスパチョは、前日につくっておいて味をなじませておくと一層おいしくいただけます。

焼くと、さらに甘みが増す トマトのロースト

トマトのロースト

材料(4人分)

トマト

直径3~4cmのもの20個

オリーブオイル

適宜

適宜

山椒の葉

適宜

作り方

  • トマトはヘタを取り、耐熱皿に並べ、オリーブオイルをかける。
  • さらに、塩をふり、山椒の葉を散らし、200度のオーブンで10分から15分焼く。
トマト畑挟んで祖父母と伯父の家

 子供の頃、夏になると、よく茅ヶ崎の祖父母の家から、近くの海へ海水浴に行っていました。そして、存分に泳いだ後の楽しみが、祖父の畑に寄ること。お目当ては、夏の日差しを浴びて真っ赤に熟したトマトです。それをもいで、麦わら帽子いっぱいに詰めて、両手で抱えて帰ります。家に着いたら、井戸水で冷たく冷やし、さっそくガブリ。最近のトマトよりもあっさりした味でしたが、その素朴なおいしさは、今も鮮烈な記憶として残っています。
 また、トマトご飯も、幼い頃から好きな食べ方のひとつです。これは、砂浜に落ちている松ぼっくりの火で炊き上げたご飯に、刻んだトマトをのせて、サッとお醤油をかけただけの簡素なもの。ですが、トマトの甘みが、お醤油でさらに引き出され、なかなか素敵な味なのです。時には、祖母がジャコや海苔を散らしてくれたこともありましたが、今では、大根おろしを添えていただくのが、私のいちばんのお気に入りです。
 さて、今回ご紹介するお料理は、ガラリ変わって、デザート感覚で楽しんでいただきたいモダンな一皿。甘みとコクがたっぷりのトマトジュースを使ったトマトのムースに、スペインの冷たいスープ、「ガスパチョ」を私流にアレンジしたソースを添えて。もう一品は、シンプルなお料理だけに、ぜひ、おいしいお塩にこだわっていただきたい、トマトのローストです。

高木 泉さん

高木 泉さん(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。
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トマトのムースガスパチョ添え

材料(4人分)

トマトのムース

トマトジュース:

500ml

トマトーペースト:

大さじ2

生クリーム:

150cc(八分立てにしたもの)

酢:

大さじ2

塩:

小さじ1

こしょう:

適宜

ゼラチン:粉ゼラチン6gに、水大さじ4を加え、レンジで10〜15秒加熱したもの

ガスパチョ

◎トマトジュース:

500ml

◎トマトペースト:

大さじ2

◎酢:

大さじ1

◎塩:

小さじ1

◎こしょう:

適宜

◎タバスコ:

適宜

◎ブランデー:

お好みで適宜

トマト:

大きさにより1~2個

ミントの葉:

適宜

作り方

  • トマトのムースの材料をすべてミキサーに入れ、よく撹拌したら適当な容器に移し、冷蔵庫で固め、冷たく冷やす。
  • ガスパチョの材料◎もミキサーで撹拌し、冷蔵庫で1時間以上冷やす。
  • 冷やしたグラスに、①をスプーンですくって置き、まわりから②を注ぎいれる。あしらいに、皮を湯むきして刻んだトマトとミントの葉を添える。

*ガスパチョは、前日につくっておいて味をなじませておくと一層おいしくいただけます。

焼くと、さらに甘みが増す トマトのロースト

トマトのロースト

材料(4人分)

トマト

直径3~4cmのもの20個

オリーブオイル

適宜

適宜

山椒の葉

適宜

作り方

  • ①トマトはヘタを取り、耐熱皿に並べ、オリーブオイルをかける。
  • ②さらに、塩をふり、山椒の葉を散らし、200度のオーブンで10分から15分焼く。

 子供の頃、夏になると、よく茅ヶ崎の祖父母の家から、近くの海へ海水浴に行っていました。そして、存分に泳いだ後の楽しみが、祖父の畑に寄ること。お目当ては、夏の日差しを浴びて真っ赤に熟したトマトです。それをもいで、麦わら帽子いっぱいに詰めて、両手で抱えて帰ります。家に着いたら、井戸水で冷たく冷やし、さっそくガブリ。最近のトマトよりもあっさりした味でしたが、その素朴なおいしさは、今も鮮烈な記憶として残っています。
 また、トマトご飯も、幼い頃から好きな食べ方のひとつです。これは、砂浜に落ちている松ぼっくりの火で炊き上げたご飯に、刻んだトマトをのせて、サッとお醤油をかけただけの簡素なもの。ですが、トマトの甘みが、お醤油でさらに引き出され、なかなか素敵な味なのです。時には、祖母がジャコや海苔を散らしてくれたこともありましたが、今では、大根おろしを添えていただくのが、私のいちばんのお気に入りです。
 さて、今回ご紹介するお料理は、ガラリ変わって、デザート感覚で楽しんでいただきたいモダンな一皿。甘みとコクがたっぷりのトマトジュースを使ったトマトのムースに、スペインの冷たいスープ、「ガスパチョ」を私流にアレンジしたソースを添えて。もう一品は、シンプルなお料理だけに、ぜひ、おいしいお塩にこだわっていただきたい、トマトのローストです。

高木 泉さん
(料理研究家・俳人協会会員)

ご主人は、俳壇の巨匠、高浜虚子の孫にあたる高木森二氏。 祖母、母から受け継いだ家庭の味をベースに、和洋を問わず旬の素材を巧みに組み合わせる新鮮なレシピが好評。また、姑の晴子氏(虚子の五女)からは、料理のほかに俳句の薫陶も受け、日々の暮らしの身近な題材で詠む俳句を通し、季節季節を楽しむ食卓を提案している。著書に『なにかことこと煮てみたき』『午後の紅茶にジャムを入れて』(ともに文化出版局)『美しい日本の、美味しいごはん』(アスキー・コミュニケーションズ)など。

  • このコラムは『セコムライフ』に掲載した記事をベースにWEB用に再構成したものです。